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時間運用の基礎

いい仕事をしたい、暮らしを大切にしたい、もっと稼ぎたい、たくさんのモチベーションがあると思うんだけど、その根本って「時間」だよねと思う。
家の事情で巻目でお盆休みに入る。そこから先はあまり人に会えないので先週・今週と人と会う密度が急激に上げている。

たった半月ほどのことだけど、時間の重みや役割を分担している。早めのお盆休みは引きこもって作業しかできないことを見越して、時間の中身の配分をしている。

全ての時間は等価値じゃない

仕事してる人ならわかると思うけど、人類皆平等に配分されている時間って決して同じ価値じゃない。例えば、給料の違いもあれば、集中力の違いもある。35歳の僕が今から必死にプロ野球選手を目指す時間と、小学生がプロ野球選手を目指す時間の価値は、ものすごい差分がある。極端な例だけど、時間は人それぞれの運用で価値の最大化ができる(と思っている)。

松倉、いっつも飲んでるなーという僕の膨大な飲みの時間と、僕じゃない特にお酒の場が苦手な人の1時間も同様に時間の価値が変わる。お酒の場が嫌いな人はあらゆる手を使ってそれを避けるべきだと思うし、僕が家で独り過ごす時間を極力避けたいと思っている。主に仕事の視点でいくと、時間=生産であって、生産性のない時間は極限まで排除すべきと思っている。なので僕は交流会とか行かない。この前登壇したけど、お客さんとしてはいかない。交流は酒の場で起きているので僕にとって意味のある時間にはならないから。

そのくらい、時間の価値は個人差があると思っている。人それぞれの価値観や目的によって、過ごした時間の価値は変動する。

時間を投資する

人それぞれで生きるもしくは働く労働の目的は異なる。
誰もみたことがないことを成し遂げたい人もいれば、複雑なことを整理して、改善を図ることを目的とする人も、上述したように様々だ。

その根幹をなしているのが「時間」である。いつか僕らは死ぬし、1日は24時間だし、一週間は7日というのは唯一平等なルールである。変動してるのは時間に対する価値だけ。常に人と過ごした時間の密度で時間の価値が変わっている。自分がやるべきではない仕事は断るのも平等に限られた時間の価値を上げる作業。やるべき仕事にその時間を投資した方が大きなバックがある。僕らは時間を運用する事で自身の時間の価値を上げて、大きな生産性を目指す。それがお金でもアウトプットでも、家族との時間でも。

1時間の投資で大きな価値を生む

僕は新人時代から毎週日曜日。泥酔さえしてなければ必ず1時間の時間整理の時間を設けている。デスクを掃除し、溜まったタスクを見直す。やっても来週一週間ほどの予定だ。1時間もかからず済むことである。

処理しきれなかったタスクも、来週に控えるタスクも一列に並んで、カレンダーにはいくつかの打ち合わせや会食の予定がある。それらをパズルゲームのようにタスクの再配分をしていく。

この日密度が高すぎるから別の日にこのタスクは移動しよう。
この作業は体力使うからバッファ見つつ、間に休憩を挟もう。
そんな具合にして、来週の予定を整理する。

ものの1時間もかからず来週の予定ができあがる。コツはミチミチにしないこと。イレギュラーなことは必ず起きるので1日で70−80%。一週間で半日は何も予定を入れないことを心がけると運用は楽。

このたった1時間が来週の24時間x5日の予定の時間の価値をグッと上げる。
本当誰でも出来ることなのに意外とやってる人が少ない。朝起きて何しないとダメなんだろう、今週どんだけ忙しいんだろうでは、もう遅かったりする。来週の心配もせずに日曜日の夜ぐっすり眠るためにずっとやっている。

何もしない時間の価値も増す

全ての時間を計画的に運用できたのなら、おそらく無目的に過ごす時間に比べて、誰のどんな目標であろうとも1時間あたりの価値は底上げされているはず。と同時に、何もしない時間の意味もでてくる。

過密な作業の間にある1時間は休憩のため。その後にもそれなり重いタスクが控えているから。

これをやらないでいると、この1時間がごそっと空いてるから、この時間にやればいいか…なんて思って、休む間も無く辛く過密な仕事が続いてしまう。来週を俯瞰してみるたった1時間が全体の時間の価値をあげ、何もなし時間の意味の理解を促す。

毎週日曜日23時に整理のタスクを

あ、いいかもと思った読者の方がいたら今すぐ毎週日曜日の眠る数時間前にこの予定を入れてみるといいです。いいなーだけで人は動かないもので、今この瞬間に登録しておけば、リマインダーが教えてくれます。

そうだ、あの時いいと思ったことやってみよう。で次の週に効果を体験できるかと思います。

来週の整理が早く終わったので日記にまとめて今日は寝ます。
来週も元気に頑張りましょう。

Photo by Moose Photos from Pexels

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。