見出し画像

嘱託医の通知に関するお知らせ

SBSK自然分娩推進協会では、ご希望の方に代表:荒堀憲二のメルマガを配信しています。
今回は、メルマガ56号(2022.06.27)の配信内容です。

1 嘱託医の通知に関するお知らせ

SBSKは4月22日に厚生労働省に、嘱託医問題に関わる通知の再発出の要望書を提出しましたが、その結果をお知らせします。

6月6日付で厚労省医政局から嘱託医に関する3度目の通知が発出されました。発出先は都道府県衛生主幹部(局)、日本産婦人科医会、日本助産師協会など6団体です。

私個人には岐阜県保健福祉部からは郵送で、岐阜県産婦人科医会からはメールで通知がありました。多くの開業助産師の皆さんにも各県の助産師会などを通じて届いていると思います(内容確認は下記で)。

助産所、嘱託医師等並びに地域の病院及び診療所の間における 連携について(再周知)

厚労省通知のポイント

ポイントは3つです。

  1. 緊急時には嘱託医を介さず高次病院に搬送してよい

  2. 普段から地域の周産期体制のコミュニケーションをとる

  3. 医療機関は嘱託医を受けたからと言ってそれだけで特段の義務を負うことはない

です。これを素直に読めば、嘱託医や嘱託医療機関を受けるハードルは大きく下がるはずですので、皆さんの嘱託医問題にも役立てて下さい。

旭川でもこの点を強調しているところです。詳しくは下記の井上弁護士の論文をご覧ください。

『Vol.22116 助産所分娩の停止継続は違法状態
井上 清成 先生(弁護士)
MRIC by 医療ガバナンス学会 より

2 そもそも嘱託医問題とは何ぞや?

詳しく知りたい方は「嘱託医問題の解決を目指すシンポジウム」をおすすめします。この本はSBSKオンラインショップで購入できます。
ぜひご一読ください。


画像

こちらもどうぞ。
SBSK自然分娩推進協会webサイト
メルマガ登録(メールアドレスだけで登録できます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?