私も若い女だから、年の近い美人がいるとつい注目してしまうし、
なぜか容姿について謎のアドバイスを受けることが多い。

女友達には共感してほしいだけで、化粧や美容や洋服についてアドバイスされると流石にむかついてくる。他人に聞いてもいない助言するような人々は、本当に相手のことを可愛いとか美人だとか思っているならば、助言はしないんじゃないか? 

その子もその子なりに、十分に可愛いにもかかわらず「私老け顔なんだよね…」とか、「可愛い女友達がいてさ」、と知りもしない友人ののどうでもいい写真を見せたりはしないだろう。そんなに私はブスかあああ、と。（笑）

傷の舐めあいは本当に良くない。

それで、ふと昨日の朝から悩んでいた。
確かに、お世辞にも美しいとは言えない顔だ。仲良くしている友人たちは優しいが、自他ともに認める(?)かわいい子が多いので余計に自分の顔を見て、気分が落ち込む。

私が自分をブスだと思い込むことで、自分を奮い立たせようとしているだけなのだろうか。そうすれば、私は美人になれるとでも本当にそう思っているのだろうか。美人になって、何が変わるのだろうか。思い悩んで、ネットのコミュニティーで男性3人に悩みを聞いてもらうと、彼らは

「いや、俺も朝起きたら「あれ、こんなにブスだったっけ?」「だれ？」ってなるよwwww」

と笑わせてきた。そんなもんか。

そもそも、容姿なんて周囲の人間はそれを承知の上で私と会話し、一緒にいてくれるている。みんな、私が不細工かもしれないということを知っていて、それでも笑顔で一緒にいてくれているのに。もちろん美容に対する研究はするけれど、だからと言って自分を責める必要はあるのだろうか。感謝こそすれど、容姿を理由にこの世界を、社会を責め立てる必要はない。

正直私にとっては、周囲に受け入れられること以外に、容姿に意味なんてない。そう考えられるのはアセンダント蠍座ゆえなのかな。

可愛いとか美しいという理由で、最も信頼できる友達や私が大切にしている人々は、私の隣にいてくれているわけではない。もちろん付き合いやすいかどうかぐらいは観察しているだろうけど、それだけで人間性が判断されているわけではないのだ。

そう思うと、なんだか悩むのは心が貧乏で、エネルギーの無駄遣いな気がした。