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【雑記】Good News, Bad News

痛ましい事故が起きた。

東京・渋谷区で70代の男性が運転するタクシーが横断歩道を渡っていた歩行者らをはね、1人が死亡し、運転手を含む6人がケガをしている。

コロナ禍でなければワイドショーが連日取り上げるような事件だ。
平常であれば、市民の交通事故への恐怖を必要以上にあおることになっていたかもしれない。

同じ日にあるニュースが発表された。
交通事故での死者が減っているという喜ばしいニュースだ。

 警察庁は1月4日、令和2年中(2020年1月~12月)の交通事故死者数を発表した。発表によると交通事故死者数は2839人。これは警察庁が1948年(昭和23年)に統計を開始して以降、最小の交通事故死者数。2019年より376人減少し、初めて3000人を下まわった。

コロナ禍の影響で外出が減ったからとの見方もあるが、交通事故での死亡者はここ数年ずっと減少傾向のようだ。人々の暮らしはどんどん安全になっている。

メスメディアでは、耳目を集めるセンセーショナルな交通事故は大きく取り上げられるが、客観的によくなっているという話題は軽視されやすいように思う。

衝撃的なニュースほど注意したい。


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