魚好きにはたまらない羽田市場

 これまでテレビ東京のガイアの夜明けに3度、カンブリア宮殿に2度も出てきているくらいなので、ここで語りたくなるもの仕方ないがないだろう。羽田市場である。

 コロナの影響で従来飲食店に卸していた魚介類が軒並み売り上げ減少となっていたところを、これまた旅客数が減少していた空路を活用して鮮魚を東京・羽田に集めるというまさに一石を投じて二場を救うというプロジェクト。

 何より消費者にとっては、もはや家を出ずとも新鮮な魚介類を、しかも安く手に入る。購入サイトも極めてシンプルでわかりやすい。何処産の何がいくらするのか一目でわかるようになっている。我が地元富山湾の宝石、白えび100gが350円(税込)で買えてしまうというのだから、下手すると富山までの往復移動料金を考えたら格安と言えるのではないだろうか。

 魚介類を新鮮に届けるための仕組みというものが存在する。基本は時間をかけずに空路で運ぶというものだが、それ以外にも神経締め(鮮度を保つ技術。詳しく説明すると残酷なので割愛......)なども取り入れながら、現場の漁師への教育なども行っているという。

 これからは「いつになったら美味しいご飯を外で食べられるようになるかな」ではなく、「家の中で美味しいご飯を食べるにはどうすればいいだろう」と考えていく方がいたって健全で前向きで幸せになれるような気がしたのだった。

 

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