八代矢於紀(ヤシロ・ヤオキ)

とにかく世界の様々な言語を勉強するのが大好き!それが高じて古代ギリシャ語や中世ラテン語の世界にまで埋没!たいへんな本好きにつき、いつかリアル書店をやってみたい、という夢に向けての記事をあげていきます。また外国語学習に関する雑学もあげていきます。

【海外マンガ事情】西欧各国での日本マンガ・ご当地コミックの売れ筋ランキング分析(2019.07.15~2019.07.21)

先週の記事に引き続き、今週分の「海外市場での日本マンガ売れ筋データ」が揃いましたので、以下7/15~7/21分データの公表と考察を行います!(※データの収集方法はこちらの過去記事を参照ください)

■amazon.comでの日本漫画売れ筋トップ20(2019/07/15~2019/07/21)

銃夢(Battle Angel Alita)、ベルセルク、進撃の巨人(Attack on Titan)

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【古代中世言語をやっている人ゆえのつぶやき】聖書系ニュースサイトを追うと奇怪な国際政治の行き先も多少読みやすくなるかもしれない話

これまで「古代ギリシア語やラテン語をやっているといいことがあるぞ」という実例を出そうとしつつ、「歴史漫画がわかる」とか「ネーミングに強くなる」とか微妙な例ばかりを突いていましたが、

最近、ホルムズ海峡が騒がしくなってきたおかげで、もうひとつ、大事な効用があることに気づきました。

国際政治(特に中東とアメリカの関係)のニュースを見る際に、聖書系ニュースがどう報道しているかを並行で確認できる、とい

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【古代中世言語をやっている人ゆえのつぶやき】古代ギリシア・ローマ人も「事故物件怪談」を楽しんでいた記録発見

どうも世代的に「木曜スペシャル」とか「あなたの知らない世界」とかがドンピシャなので、とりわけ夏になると出てくる「不思議なこと・怖いこと」系の特番をいまだに観てしまいます。

ところで、古代ギリシアや古代ローマの人たちも、幽霊バナシを語り合ったりはしていたのでしょうか?

現代人とは信仰も世界観もまるで違う古代人たちもまた、幽霊が出たという話を口から口に広めあっていたりしたら、面白いのに。

そう思

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【古代中世言語をやっている人ゆえのつぶやき】ドイツ哲学者ニーチェの本職は古典ギリシア文献学だったことがあまり知られていない件

ドイツの哲学者ニーチェ。日本でも特にクリエイター気質の方に人気のように思います。たしかに、難解ながらもどこか読む人を「奮い立たせてくれる」ような思想家であることは確かです。

ですがここでも、古代ギリシア語やラテン語に埋没した生活をしている者としてヒトコト。

実はニーチェの本職は哲学教授ではありません。

彼は大学教授でしたが(結局はすぐ辞めちゃうけど)、ポストとしては「古典文献学の正教授」です

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お酒を讃える古代ギリシア詩を読んでみよう:「肺腑をワインに浸したい!」と歌うアルカイオスの宴会が楽しそうな件

前回の記事で佐藤二葉さんの『うたえ!エーリンナ』を取り上げ、「私としてはヒロイン達よりも男性詩人アルカイオスの生き様に惚れます」という話を熱く語りました。

(『うたえ!エーリンナ』(佐藤二葉|星海社COMICS)より)

実際にこんなイケメンだったのかどうかなんてことは誰にもわかりませんが、私の頭の中には佐藤二葉さんの描いたこのイメージが取り憑いてしまったので、イケメン詩人だったと仮定してこのま

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【古代中世言語をやっている人ゆえのつぶやき】AIを巡る予測が古代宗教と親和していることをキチンと指摘してくれた『虚妄のAI神話』

以下のハヤカワ書房さんのnoteにて『虚妄のAI神話』というノンフィクションへの解説が本日掲載されていました。AIの話にそんなに詳しくない私ですが、古代ギリシア語や中世ラテン語に埋没して生活している身として、たいへんな驚きを受けた部分があったので、この話題をさせていただきます。

本書はフランスのジャン=ガブリエル・ガナシアさんが書いた本ですが、「AIについてシンギュラリティなどは来ない」「AIを

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