シニョーリア広場2

【ビジネスマン必読書『君主論』全文を統計解析してみました】第6回:いよいよ結果公開!君主論内で言及されている「全人物名」を出現頻度順にリスト化!

前回の記事で紹介した工程を経て、ロウデータの中の表記ゆれをすべて修正完了しました。

・『君主論』作中でヴァレンティノ公と呼ばれている人物はすべて「チェーザレ・ボルジア」とみなし、
・「アレッサンドロ」と呼ばれている人名はすべて「教皇アレクサンデル」「アレクサンドロス大王」「ローマ皇帝アレクサンデル・セヴェロス」のいずれかに振り分け
・「フランス王」と呼ばれている人物はシャルル8世、ルイ12世等の人名に分解
・「教皇」と呼ばれている人物は、アレクサンデル6世なのかユリウス2世なのかレオ10世なのかシクストゥス4世なのかを目検で振り分け

等の処理を得て、ようやく得られたのが、以下の『君主論の中の人名登場頻度表』となります。

というわけでイタリア原版『君主論』に登場する人名頻度表の公開です

以下、総勢80名の人名を抽出することができました

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「出世をしたい!」というがつがつした目的よりも、「君主論が描かれた背景のイタリアというのは厳しい時代だったみたいでさあ」などといった、文学通目線・歴史通目線でイタリアワインをちびちびやりながら格好つけてウンチクを語りたい人向けの君主論読み解きとなります。 書かれている内容をワインでも飲みながら仲間と「あーだこーだ」議論をする人に読まれるほうが、中世イタリアの教養人である著者(ニコロ・マキャベリ)には喜ばれるんじゃなかろうか!

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八代矢於紀(ヤシロ・ヤオキ)

とにかく世界の様々な言語学習が大好き!英語に始まり、今では古代ギリシャ語と中世ラテン語に埋没する趣味人となりました。・日本の怪談を英語で伝えたい!・古代中世の言語にもっと深入りしたい!・いずれはこの趣味を活かしたマニアックなリアル書店をやってみたい!の三観点の記事を連載しています

知性派ビジネスマン必読書『君主論』全文を統計分析してみました

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