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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#5:日本怪談の英訳活動をしている方のご紹介⇒Tara Devlinさん】

前回のノートで予告した通り、今回は、日本の「怖い話」を英訳する活動を続けている英語圏の作家さんをご紹介します。

オーストラリア出身で、10年ほど日本に住み、その間に大量の日本の「怖い話」を英訳してくれた、Tara Devlin さんです!

※著書を拝読するかぎりでは、どうやら島根県の松江に住んでいた時期もある模様。数ある日本の「その手の」スポットから松江を選んだとは、なんとも、お目が高い、、、!!

日本の怖い話を英語で掲載するサイト、kowabana.netについて

Devlinさんは現在はヨーロッパにお住まいですが、以下のサイトkowabana.netにて、今なお、日本の「怖い話」の紹介に熱心に取り組んでくれています(以下、リンクとなっています)。

このkowabana.netなのですが、

私がこのマガジンで扱っている「日本の怖い話を英語で語る」という活動をする際の参考として、たいへんお世話になっているサイトなのです!

私がJapanese ghost story を語る際のボキャブラリーの大半は、このサイト、およびDevlinさんが出版している本を読むことで培ってきたものと言っていい。

ちょっとした言い回しでも、ネイティブ英語圏出身のライターさんが使っている表現を真似するほうが、自分の自信にもなるからです。

私はkowabana.netをこう使っています!

たとえば、日本の怖い話でよく出てくる、
「いまだに震えが止まりません。いったい、あれは、なんだったのでしょうか?」
という、シメのコトバ。

これを辞書どおり“What happened?”なんて書いても、味気なくて全然、迫力がない。どうしたものか。

そこで上記のkowabana.netを回遊して調べると、どうやらDevlin さんはそういう場合、”I wonder what that really was?”という英語を使っている!

ということで、私もその次からは、怖い話を英語でするときのシメのコトバは、迷ったらすかさず”I wonder what that really was?”とするようになった、という次第。

こんな勉強、どんな立派な辞書を買っても、載っていない話ですからね、、、。

というわけで、このマガジンでも、今後、Devlinさんのサイトや著書からの引用がたくさん出てくると思いますので、この機会にご紹介させていただきました!

※ちなみにこの紹介記事を書く前に、掲載承諾を頂くための英語のメールを、勇気を出してTara Devlinさんご本人に送ってみまして、、、快諾を頂けました! Devlinさん、ありがとうございます!

Devlinさんの著書のご紹介

本マガジンで今後も参考資料に使っていくのは、上記のkowabana.netの他に、Devlinさんが出している書籍、”TOSHIDEN”,”REIKAN”,”KOWABANA”の、各シリーズです。アマゾンで検索すれば購入可能なので、皆さんもぜひ、一読してみてくださいね。

口裂け女とか、トイレの花子さんとかを、どう英語で説明するかの、見事な参考事例が得られます!

次回からは、Tara Devlin さんの活動も参考にしながら、「日本の怖い話の英訳実例」を研究していきましょう!

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!