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音楽教室2.0時代は具体的に何が起こるか?

ホームページの「音楽教室ちえぶろぐ」でご紹介した

「「音楽教室2.0」という言葉をご存知ですか?生徒募集は今、勢力交代の時期を迎えています」
http://scatenato.biz/ongakukyousitu20/

この記事ですが、皆様、お読みいただけましたでしょうか?今までのブログで紹介してきた内容の総集編という感じの記事になっていますが、スカテナートが目指す音楽教室と生徒募集の考え方の原点でもあります。

しかし、「音楽教室2.0時代」が始まると言っても、今後、具体的にどうなるの?私達の存在はどう変わっていくの?というご質問も頂戴しております。

少々お叱りを含んだ、以下のようなご質問をいただいておりますので、回答も含めてご紹介したいと思います。

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Q.ブログで音楽教室2.0の内容を読みましたが、私達の不安を煽るだけの内容ですよね?先生がいて、ピアノがあって、教室があって、生徒がいて。。。というカタチは変わらないのですから私達がやるべきことは変わらないと思います。勝手に変えないでほしいです。

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「新しい音楽教室の形」という言い方をブログでしたので、誤解を与えてしまったかもしれません。

私が伝えたい新しい形というのは、「指導」の面ではなく、どのように地域の皆様へ音楽教室の素晴らしさや、自身の指導の素晴らしさを伝えるか?という「生徒募集手法」が新しい形を迎えたという意味であり、音楽教室とは「指導+生徒募集」の2つが組み合わさって、はじめて成立するものと考えています。そういう意味で、生徒募集が変われば、音楽教室も必然的に変わる・・・という意味で、「新しい音楽教室の形」という表現を使わせていただきました。

ただ、具体的にどう変わるの?先生は何をしたら良いの?という不安を感じるのはごもっともだと思います。

ここで、お伝えしたいのが、「変わるもの」の前に、どうあっても「変わらないもの」があります。
音楽教室は楽器を演奏し、音楽を楽しむための教室であり、そのために使用するテキストや、それに関する指導、そして楽器の仕組みや演奏技術など、普遍的に変わらない部分は、たくさんあります。
ですので、いくら我々が「音楽教室2.0」と言っても、これによって普遍的な指導法やテキスト、極端なことを言えば、ピアノの鍵盤数が88から200に増える!ということはありません。
ただし、藤原亜津子先生を始めとする、指導法を通じた退会防止やそれに繋がる生徒募集といったツールやノウハウはどんどんと新しいものが生まれていき、変化してく可能性はあります。

さて、スカテナートでは、指導法に関わらない、あくまで、もっとリアルな「生徒募集」のノウハウについて時代に乗り遅れないための研究と情報提供。そして、先生になり代わって生徒募集を自動化する仕組みを提供しています。この「自動化」という部分が「音楽教室2.0時代」に大きく変わってくる部分です。

かつての生徒募集は、会社であれば営業マンが1軒1軒チャイムを押して音楽教室を勧める方法や、チラシ、広告といったように、お金と労力を時間を使わなくては生徒募集が主流で、「自動化」された募集方法といえば「評判からのクチコミ」くらいで、このクチコミを生む「評判」を作るためには、長い年月と努力が必要でした。
しかし、音楽教室2.0時代は、逆に「自動化」された生徒募集が主流となり、御存知の通り、良質なホームページを置いておくだけで、生徒さんの方から問い合わせをしてくれて、しかも、一度、ホームページを作ってしまえば、ほとんどお金すらかからない。かつて、時間をかけ努力をし、評判がクチコミとなるという途方もない労力が、たった数ページのホームページで賄えてしまう。これが「音楽教室2.0時代」がもたらした大きな変化です。

この自動化の流れですが、音楽教室業界だけの話ではなく、たとえば、本、CD、洋服、食料品など、かつてはお店に店員がいて、チラシや広告、ポップなどで宣伝して、お客様を呼んで販売していた商品が、今や、Amazonへ数クリックで出品できてしまい、お客様はワンクリックで購入できるという、商品流通の自動化が起きています。

ただし、先程も書きましたたとおり、普遍的な「指導法」「指導力」、そして「人間力」あっての自動化です。生徒募集自動化の仕組みがあっても、地域やネット上において「クチコミ」は今もなお存在し、先生の指導力や人間力は噂やレビューとして広まりますので、いくら素晴らしいホームページを作っても、普遍的な部分はおろそかにできません。ただし、この人間力や指導力といった普遍的な部分も、ホームページやFacebook、twitterを使うと、印象(イメージ)操作により、先生が持っている「力」以上のイメージを地域の方々に与えることもできます。長くなってきましたので、次回のニュースレターでは生徒募集の自動化と普遍的な先生の人間力について、もっと具体的に書きたいと思います。

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