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新しいアルバムの制作日記(6曲デモ音源あり)

こんにちは、音楽家のスキャット後藤です。

ボチボチですが、新しいアルバム「踊る。」の制作は進んでます。自分で2/24までに一通りのデモを用意するって決めてたのですが、思うように進んでなくて、、、7曲目標だったのですが、6曲しか出来てなくて….
(有料部分でデモ公開してます)

まずは、まだ記事に書いてない3曲について解説しようと思います。


●M05 - 騒ぐ、踊る。

おもしろおかしな小さな家族が陽気にパーティするならどんな感じかな?と思い、笑い声を散りばめたような音楽にならないかなと、細かくいろんな音を配置していきました。この曲を作り進めていく中で、この世界観に合うような映像作家さんと出会いたいと思いました。

●M06 - 酔う、踊る。

淡々としたリズムにNordLead4という赤色のシンセサイザーのツマミをぐるぐるしながら、いろんな音を作り、無計画に真っ白なキャンバスに線や図形を描き足す感じで、感覚的に音を重ねていきました。ドラム以外は全て、そのシンセの音です。

昔から浮遊感ある音使いがすごく好き、夢の中のような整合性の取れない展開も好き。僕はお酒があまり飲めないのですが、酔っ払っていい気分になってフワーーっと、こんな気分になったら幸せだなーと思って、こういう音楽をつくってみました。夢の中でタコのように浮遊しながら踊りたいです。


●M07 - 寝る、踊る。

酔うからの流れ。深く酔い、完全に眠ってしまいました。いい夢見てるんでしょうか。淡々と同じリズムが繰り返される、その上でゆらゆらと流れるピアノ。時折うなされるような濁りあるピアノ。眠りながら、さらに奥の眠りの森に行くような感じ。最後はリズムだけになって、そのリズムがフェードアウトしていく、という終わり方にしたいと思ってます。M06とM07は繋がっててもいいなーと思います。

ピアノがぎこちないので、いつも演奏お願いしてる沖縄のピアニスト・松尾咲希さんにいい感じにしてもらおうと思ってます。

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曲作りを進めてるうちに、アルバムのコンセプトをどうしようかとグラついてきました。アーティスト名もアルバム名も。

「踊る音楽」を軸にすると、どういう気分でこのアルバム聞いていいのかわかって良いかもって思ったのですが、「妄想音楽図鑑」の新シリーズ的な位置づけのアルバム名にしてもいいのかなと思いました。「妙に可愛い音楽図鑑」 みたいにわかりやすくして、アーティストとリスナーが相思相愛になりやすいタイトルもいいかなと。音楽家としての僕のスタンスも伝わりやすいので。パっと思いついたのが、ハマ・オカモトがやってた「ズットズレテルズ」ってバンド名。ネーミングセンスが良すぎて…そういうセンス欲しいです。

やっぱずっと「FUNNY MANN」って名義がすごく気に入ってるので、それを使いたい気持ちもあります。「FUNNY FACE」もいいなーと思ってます。オードリー・ヘプバーン主演の「パリの恋人」って映画の原題です。「FUNNY FACE MUSIC」ってなんか面白そう。変な顔だし、ちょうどいい。迷いますね…

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こんな風につくり進めてる楽曲のデモ一式、有料部分ですべて聴けるようになってます。進捗状態をフォルダーにまとめたので、ぜひ聞いてみてください!以前、単品で記事にしてた楽曲も含まれます。ダブってしまう方、申し訳ないです….。M02には声が入り、M03は少し展開が増えていて、それぞれdemo2になってます。

M02、M03、M04、M06、M07のデモが視聴可能です。

では、デモを聞いて楽しんでください!!!


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