フリーランス作曲家のための講座。構想中

来月(12月)から募集して、2018年からやろうとしてるフリーランス作曲家講座。現時点で考えてることを公開します。(最終的に変更する点もあると思います)

1.
請負以外の何かしら、自分の仕事をつくりたいというのが
ずっとありました。さて何をしよう?

2.
まずは、この一年間やってきたことの延長がいいんじゃないかな?「Skypeを使ったプロ作曲家に直接質問相談できるサービス」・「新人研修サービス」・「日給一万円プロジェクト」「動画配信(自分の番組)」。これらのことをTwitterの@cutecool_kikaku上でやってきました。

たくさんの作曲家志望の方の相談を受けました。音楽専門学校でも授業しました。悩みの大きな部分はみんな同じでした。

3.
音楽の学校や専門学校は、具体的に仕事への道を教えてくれない。ブラックボックスで、何をしたらプロになれるかわからない。あといろんな人に話を聞いてると偏った情報を信じてる人が多い。例えば「フリーランスだと○○できない」とか、学校では、事務所に入ろうみたいな一般的な話しかできない。(フリーランスの世界を知らない)

4.
フリーランスの作曲家としてやっていくキッカケは、仕組みを知ればいいだけの話。CM音楽、ゲーム音楽、テレビの音楽いろいろ。

5.
高い授業払わせといて、一番大事なところは何故教えない?SNSやブログや講座でも教えてるところが見当たらない。(あるのかもしれないけど)
やっぱり触れにくい部分だから?自分が不利になるような情報は出せない?

他にも、ギャラや相場についてわからなくて困ってる人がいる。(金銭感覚がない)

6.
フリーランスで作曲家をはじめたいが、アレもコレも何をしていいのか全くわからない。仕事をはじめては見たものの仕事の広げ方がわからない。 

7.
何をしたらいいか具体的に教えてあげればいいんじゃない?そういえば僕は全部自分で切り開いてきたけども、知ってたら近道だったのかも。

8.
というか、教えるのはいいけども、企業秘密的なこともあるのでどうしよう?

9.
少人数に限定してはどうかな?少人数にのみ僕のレシピを公開する。

10.
たぶん沢山の人にむけてやる講座には向かない内容だと思う。少人数なら個別相談ができるのもいい。人によって出来ることも、やりたいことも違うので。

11.
この講座は、ヒットする方法や、仕事が確実に来る方法ではない。それは僕にもわからないから。

12.
具体的に行動しないと先に進めない。でも何をしていいのかわからない。何がわからないか?どこに、誰にアプローチしていいのかわからない。業界とのツテもほとんどない。

13.
地方の人とか、予定が合わせられない人もいるだろうから、音声で配信するのがいいかも。僕自身、前もって収録できるので、本業の音楽制作のスケジュールが取られない。(仕事の空き時間を有効につかえる)

14.
音楽の専門学校に行きたいけども経済的に行けない人もいるだろうから、そういう人も受講できる講座にしよう。

15.
ある程度覚悟して受講してくれる人がいい。真剣にプロでやりたい人はちゃ
んと守秘義務を守ってくれるはず。僕も覚悟決めた。

16.
受講料を108,000円に設定。
そこから必要な講座内容を決める。

17.
他でやってる、作曲を教えたり、DTMを教えたり、理論を教えたり
することは一切やらない。というか、僕は教えられない。
(譜面読めないし、理論も知らないので...)

18.
フリーランスとして18年実績があるのだから、話せることは沢山ある。
ヒット作、代表作がなくても、自宅と事務所借りて、家族養って、
機材買ったりしてる。リアルを売りにしよう!
(この先やっていけるかはわかんないですけどね....)

一般論はネットを探せば沢山あるので、僕自身が工夫、行動して効果的だった
こと、基本的に知っておいた方がいいと思ったことを公開する。

19.
しがらみのある人は、こういう講座出来ない。 あくまで、他の人がやってなさそうだからやると意味があると思う。他の作曲家もやれば面白そうなのに。

20.
自己啓発みたいな講座にならないように気をつける。
大きなことは言わない。あくまでもリアル。煽る宣伝はやらない。

21.
J-POPとアニメの仕事はしてないから、あんまり深くは話せないと思う。が、知ってることも沢山あるので、そういうの取り上げる。他のありとあらゆる音楽の仕事をやってきたので、そこは具体的に色々話せるはず。(僕ほど多岐にわたるジャンルの仕事をしてる人はほとんどいない。)

22.
企業秘密とは言っても、業界の裏話、暴露話をするわけではない。自分がやってきた秘密は話すけど。戦略的なことw

23.
ま、一番の問題は、この講座をいろんな人にどうやって知ってもらうか。無名な僕の講座にお金を払ってもいいと思うか。

僕の日常や考えてることを見てもらって、信用してもらったり、
興味を持ってもらうしかないなと。

24.
僕自身、音楽頑張らないとですね。この講座、すでに僕自身がいい刺激になってます。

と、こんなで箇条書きしてみました。12月頭には詳細を発表して、募集開始したいと思います。講座内容についての質問やリクエストも受け付けます。

宜しくお願い致します。


スキャット後藤




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?