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DTMerのみなさん、ピンチです。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。さて、プロになりたいDTMerにとって一つ壁が出来たなーという出来事、演奏家がDTMはじめると、とても強くなるという例。

【Rec.VIOLINIST】と名乗る、松本一策さん。

Twitter見ると、

宅録バイオリン&ヴィオラお引き受けします。元プロオケ奏者で今はフリー、趣味でお絵描きしてます。DTMはスローペースで修行中。

って書いてます。DTMは修行中ですって。そしてSoundCloud音源。

強い、、、、楽器が弾けるの強い、、、すごくいいバイオリン音源使って、すごく生っぽく打ち込んだところで本物の演奏には敵わないわけじゃないですか。アマチュアにだってその差は伝わりますよ。打ち込みが荒くても、耳はどこを聞いてるかっていうとメロディーのバイオリン。オーディオストックなんかでストリングス系の曲が並んでたとすると、打ち込みソロバイオリンの曲は見(聞)劣りするでしょうね、、、

僕はだいぶ昔、生っぽいアプローチ頑張るのやめたのです。なぜなら生に敵わないから。どれだけ頑張って時間かけても敵わないから。もし打ち込むとしても、相当頑張ってうまくならないとダメだし、音源にもお金かかるし、、、それに、そこに対してそんなに情熱がなかったことも大きいですけど。あと歌を積極的に入れるようになったのも差をつけるため、自分だけの音楽にするため。なんと言っても生歌・生演奏の存在は大きいです。

ギタリストがDAW使うのは普通です。自宅で作ったロックな曲が、打ち込みのギターだったら、、、しょぼいですよね、、、パンチないですよね、かっこよくないですよね、、、たまにすごいの打ち込む人はいますけど、そこは例外。いやまぁ、何が言いたいかっていうと、演奏者がどんどんDTMに参入してきたら打ち込みだけで完パケてる人のがしょぼく聞こえますって話です。オーディオストックなどのストック系のサービスで弦楽何重奏みたいな曲が並んでたりすると、生音がどんどんメインになってくるわけじゃないですか。比較すると、すぐ表現の差に気付いちゃいますね、、、

というか、すでにオーディオストックではスタジオを作って、生音が入った音源を増やしてますね。

そして演奏家って死ぬほどいます。腐る程います。今はDTMの世界と分断されてる感じありますけども、いっさくさんのような例が出来ると、これから増えていくんじゃないかと思います。演奏家って、作曲したことない人でも音楽の基礎知識はむっちゃあるし耳も肥えてるだろうからやり出したら早いと思います。DAWの使い方なんて一週間もあれば覚えられますしね。そして自分で演奏できるってことは演奏費ゼロ。強い!!!

まぁ、そんなところで、ストック系で稼ぎたいとか、いろんな会社に営業資料持っていこうって人は、クオリティーについて考えてみるのもいいかもしれませんね。

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さて、次は近況報告と、大事な資料公開してます。


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