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レイヤー思考について(閃きの量産)

お世話になっております。
しんろくです。

今日はレイヤー思考について。

レイヤー思考は僕がなんとなくそう呼んでいる

閃きやすい状態を維持する方法です。
進行形で考えてるものなので、
言葉が少し難しくなるかと思います。
猫の画像で誤魔化しておきますね。


閃きは閃光に似ている。

一瞬で全てを照らし出す。

という言葉は、有名な画家の言葉だったと思います。
調べても出典が出てきませんが、
正鵠を得た言葉だと今でも感動します。

閃きを受けると、
いままで雲に覆われていたような
詰まった考え方や思考が一瞬で昇華されて
新しいデザインを閃きます。

ドアがぱかーんと開いて
長年使われていなかった部屋に
びかー!と光が差すような爽快さがあります。

ここで言うデザインは
絵やレイアウトに限った話ではなく
人と人との繋ぎ方や
解釈や組み合わせの革新
イノベーションを含むとします。

イノベーションがわからない人は
「コンボカードが凄い発動!ずっと俺のターン!!」

の事だと思ってください。

知ってる人には多分珍しくもなんともない
日常スキルだと思うのですが
知らない人にとっては
人生変わるのでおススメしておきます。

【レイヤー思考とは?】

レイヤーってあの、絵のアレです。
セル画を何枚も重ねて、
1枚の絵に見える透過性のある
フィルターみたいな概念です。


イラストレーターなどの画像編集ソフトを使う人なら
一度は触ったことがあると思います。
(僕はない)

僕らが1枚の絵だと思っているものは
複数の絵を重ねたものなんですね。

猫と
背景と
色の、3枚のレイヤーが重なって、
1枚の絵に見えています。

画像はたまたま隣にいた
パン屋のさゆきが4秒で描いてくれました。

レイヤー思考とはこんな風に
1枚の絵が出来るように
たくさんの浮遊性の、
透過性のある思考をストックしておく状態の事です。

そうすると、ある時突然に
雲がなにかの形に見えるように
複数の思考が重なって、
一個のアイデアとしてパチーンと
ハマる瞬間が来るのです。

くるのです、
とか言って俺だけだったらホントごめん。

質問をすると、レイヤーがユラユラと揺れます。
(揺れるようにしておく)

あらかじめストックしておいた
レイヤーが多ければ多いほど

絵がハマる可能性が高くなります。

一定量のレイヤーが溜まると、
質問されれば1分くらいで何か閃きます。

閃きの量産ができるようになります。


今日はレイヤー思考の作り方と溜め方を
書いてみたいと思います。

『レイヤー層思考の作り方』

1.自分の慣れた経験からなるべく遠い情報を集める

ほんの少しでいいので、不慣れな事をする。
帰り道を少しだけ変える。
飲み物を変える。
カラオケのレパートリーを増やす
いつも読まない雑誌を少しだけ目を通してみる。
体験会にいく、など。

それらの新しい経験を楽しむ。
最初は興味もわかないが、
興味は「心の力の一種」なので、
鍛えないと興味を持つ力=好奇心
は、年々衰えて、働かなくなる。

意図的に興味を持つようにすると、
心の筋力が強くなる。

↓三味線を始めて3ヶ月の僕

2.不慣れな概念を拒絶しない。

心の筋力が衰えると
新しいものに興味がでないばかりか
何故か下品に見える。
そして拒絶し、嫌悪しそうになる。
さらに何故か周囲にも同様の批判を求める。

拒絶しそうな時や楽しめない時は
「わたしの知らなかったor遠かった考え方」と呼び
静かに距離をおく。

無理に納得しようとしない!!!

↓距離を置く2人。仲良し。


3.この経験や考え方は
寝かせておこう
or温めておこう、と宣言する。(超大事)

4.忘れるまで他ごとする
1に戻るのが良い。

これで、レイヤー層のストックは完了です。

1枚、レイヤー層思考をストック出来たと思ってください。

あとはこれの繰り返しです。

なるべく不慣れな事をしましょう。

『レイヤー思考の発生のさせ方』

やりたい事や、欲しいことを紙に書いて

『どうしたら出来るかなぁ』
と自分に質問する。

質問したら、ポジティブに忘れる。

早く遊んだり(電子ゲームは×)
散歩したり
他の不慣れな事に取り掛かる。

アイデアは絞って出すものではありません。
質問した瞬間に、答えが来ています。
ただ、受け取るスペースがないのです。

質問して少し考えたらはやく沢山忘れて、
思考に大きな空間を作る事が大切です。

↓哲学堂公園。理由なく散歩。脳に隙間ができるのは、歩いてるとき、寝落ち、寝起き、風呂トイレ。


一つ前の記事で
ステージにあがらない、
いわゆる一般参加者とのミーティングを設定しました。

これは僕にとって
一般参加者さまが、
僕が会える中で最も共感から遠い存在だからです。

僕はしんえんにお客さんとして
参加できる事はありませんから。

もちろん僕は人が喜んでくれるであろう事を考え
それを出し物にするべく
全力で取り組んでいるつもりですが、
一体これがどう受け止められているのか
想像する事はできるけど、
体験する事ができない。

不慣れで、不可解なのです。

そんな人たちと話しながら
ゲームしたり、遊んだりする事こそが
レイヤー思考の発生の場を作る作業なんです。

『具体的な最近の例』
(具体的に言っていいかわからないので、
微妙にボカして表現します。)

今日、打ち合わせをした方と

電車の中で作品のタイトルについて話していました。

その方の作品の演出、メンバー、
姿勢、考え方を
綺麗に表現したタイトルが思いつかない
というのです。

僕は電車の中で熱く話をするその人の事を

「一回忘れよう」と思いました。
隣の乗客が「フッ!」
と、携帯の埃を吹き払うのを見る事にしました。
吹き方が、イケメンでした。

切れ目で、メガネが似合っていました。

メガネ。吹く。イケメン。
ふっ、といえば銃。次元。ルパン。

あか、あお、黄色、バナナ。あっ。

唐突に

12年前に読んだ少女漫画を思い出しました。

その少女漫画では、
元男娼のギャングが
年の近い日本人を守って
同性愛と友情の間を揺れ動くお話でした。

僕には同性愛は遠い話です。
かなり不可解でしたが
知らない世界を覗いた。
この感覚は寝かせておこうと思いました。

そしていま、

作品を語るその人のショーのタイトルと、
僕が12年前に読んだ少女漫画のタイトルが
なぜかピッタリ合うなと感じました。

「こんなタイトルはどうでしょうか」

「どんな意味ですか?」

質問をされると、僕は
それまで自分でも考えていなかった回答を
答え始めました。

話しながら
「へぇ〜」
と、ビックリと、感心と、納得を感じました。

その人は「それは!とてもいいかもしれない!」

と、静かに興奮していました。

匿名性を消したら、凄く曖昧になってしまった!
でもとにかく、こんな感じで
文章脳より先に答えが来ます。

言語化はあとから追いかけてきます。

8/16はみんなでレイヤー思考を作り出せたらな
などと考えています。

出来るかどうかはわからない。
でも、やれたらきっと楽しいよね。

8/16にミーティングしよ!
の記事

https://note.mu/scene6/n/nba4e6acbe6c3

今回は長文でわかりやすいとも思えない。
でも伝えたい、今の精一杯です。
しんろくでした。

よろしければサポートお願いします。 大変やる気が出ます。