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【つまブログ】愛を形にする山登り

お久しぶりです。つまです。

小学校はあと一週間で夏休みです。

夏といえば,よく聞くのが

「海派ですか?山派ですか?」

という質問です。

わたしはどこでもビールがおいしく飲めればいい派だったのですが,

夫と出会い,山派になりました。

というわけで,毎年どこか山に登ることにしています。

今年選んだ山は,愛宕山です。

京都市右京区に位置し,標高は924mです。

頂上には愛宕神社があり,古くから信仰の山として,大切にされています。

この愛宕山には,

「三歳までに登ると,一生火の禍に遭わない。」

という風習があり,愛宕神社には「三歳参り」というお参りがあります。

このお話を聞いたのは,7年前,同僚の先生が話しておられるのを聞いたのが始まりです。

その後,子どもが生まれる前にチャレンジし,

「三歳にならない子が登るには険しいな…」という印象を抱いた山でした。

今回は,娘ちゃんまんの登山記録をお送りします。


7時40分 お家を出発!(本当は一時間前に出発の予定でしたが…)

電車に揺られ,8時40分JR保津峡駅に到着。

駅でクワガタを発見!

ちょっと怖いので,棒でつついてみたところ元気そうでした。

駅から,10分ほど歩いたところが,登山道の入り口でした。

「これを登るの・・・」という傾斜の道を5分ほど登り,そこからは緩やかな道でした。

木漏れ日がきらきらとして,ちゃんまんも自分の足で歩いています。

時々ちゃんまんのやる気が低下するので、そんなときにはこれを与えます。「元気100倍!アンパンマン!」

9時30分 おやつ休憩

道の途中で,「パイナップル,落ちてる!」と興奮気味だったので,どれどれ…と探してみると…

うん、確かにパイナップル(*’▽’)笑

収穫したパイナップルを自慢げに見せるちゃんまんです。

次は「お花,いっぱい!」と言ってこれを持ってきました。

子どもの想像力って面白いです。

11時過ぎまで頑張って自分の足で歩いたちゃんまんでしたが,ここから先はおんぶです。

ここから,荒神峠に差し掛かりました。

手前の休憩で,お会いした方に「ここから15分くらいが,一番きついですよ。」と教えていただき,15分くらいなら何とかなるかな…と思った私ですが,本当にきつかったです…

きつすぎて,余裕もなく,写真は一切取れませんでした。

そこから,休憩所まで30分ほどが,特にしんどかったです。

緩やかな道と,坂道を繰り返します。

ちゃんまんは,私の背中ですやすや休憩です…

階段に差し掛かったところで,起床し「自分で登る!」と意気込んでいました。

ここから,神社までは階段が続きます。

道行く人に「自分で登ってきたの?」「えらいね!」「頑張ってね!」と声援を送られるちゃんまん。

得意げに登ります。

13時30分 愛宕神社に到着(お弁当タイムです♪)

山で食べるお弁当とお菓子は最高です。自販機でジュースを買って飲んだりもできて,贅沢な時間でした。

昼食の後は,いよいよお参りです。

ちゃんまんは「にんじゃ,出てくる?」「にんじゃ,どこ?」としきりに聞いてきます。

どういうことかな…と思っていましたが,お払いを受けている最中に夫がピンときたようで…

どうもちゃんまんは「じんじゃ」を「にんじゃ」と聞き間違っていた様子…

確かに,似ていますね(笑)

お払いを受けて,お守りと火の用心のお札をいただきました。

ちゃんまんは「楽しかった!」と,とってもご機嫌でした。

18時 帰宅(下山もなかなか大変でした・・・)

行った日はとんでもない猛暑日だったので,家族みんなとんでもなく疲れました。

けれども,とっても満足感のある登山ができましたよ。

登っている間に考えたことは,思い出の場所が増えるって素敵だなということです。

と言いつつも、ちゃんまんの記憶にはきっとこの時のことは残っていないでしょう。

うちの子は2歳なので特にそうでしょうが、子どもの頃の思い出ってそんなものですよね。

でも周りの人から受けた愛情や心が動いた体験はうっすらと覚えているし、そうゆう過程が子どもたちの未来を形作っていくと思うのです。

しかも山ならなくなることはありませんし,同じように登ったり,三歳参りをした思い出をもつ人が色々な年代でいるはずです。

ひまわりの子どもたちにも、ちゃんまんにも、素敵な思い出になる体験をたくさんしてほしいと思います(^_^)

娘が何を好きになっても自由ですし,好きなことを自分で選んでほしいという思いはあるのですが,娘と一緒に山に登って,テント泊をすることが私の夢の一つです。

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