最近ドラマ「あなたがしてくれなくても」にはまっています。なんで不倫するのか、その心のうちを繊細に表現されています。
不倫するのは悪いけど、不倫される方にも問題があるのだなと感じられる物語です。
私は新名誠さんと同じ気持ちで観ています。私は在宅勤務なので忙しい妻に対していろいろと家事をしています。

料理作っても、食べてもらえないことはよくあります。だからって不倫なんか楽しめる歳ではなくなりましたので、特別イライラすることもなく、他の女性に気が向くわけでもないのですが、キャストの方がとても繊細に演じられて共感します。たまに、そりゃないだろとツッコミもします。

朝散歩していると仲睦まじい70代のご夫婦とお話をする機会があります。聞くと、今が一番愛情を積み重ねているので今が一番だとお話しされます。
その秘訣は何か？　お互い尊重し合っていることがわかります。相手にこうして欲しいというよりも相手にこうしてあげたいという方が強いのです。つまり、して欲しいという「恋」のような下心ではなく、ど真ん中の心、愛で持って相手に向かっています。

論理的に説明しようとすると、主体変容ということだと思います。相手を変えるには自分から変わること。

ドラマの中でもみちさんが自分から変わろうと葛藤しているシーンが多くあります。少しづつ改善しているようで、でも別の男性と心を通わせてしまった。更には夫の浮気もあり、泥沼に。

次回は最終回です。タイトルからするとみちさんは元サヤに戻るのではないかなと思います。
誠の方は離婚も成立して、田中みなみの役の人も独身になり、しばらく仕事中心で生きていくのかと思いました。

田中みなみさんは今回なかなか難しい役を上手くこなされているなと感じました。キャリアウーマンのリアルな感じ、うまいです。心の声では反省しているけど、余裕がなくうまく立ち回れない感じは、そんな女性たくさんいるんだろうなと思います。