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大欲と小欲

仏教の話を聞くと、欲を持つなとか聞いたりします。
ここでの欲は小欲のことですね。
では、大欲と小欲について説明します。
まず、小欲は、自分の欲のことです。もっと詳しく書くと、自分の体の欲です。
例えば、お腹空いた、金持ちになりたい、眠りたい、これらは、自分の欲であったり、自分の体からの欲です。
では、大欲は何か、大欲は、自分よりも大きな共同体に関する欲です。
家族のことは、大欲とまでいうか微妙かもしれませんが、少なくとも、自分さえよければというような小欲ではありません。
世界をよくしたい。日本を元気にしたい。というようなものを大欲と呼びます。

神社で願い事をする場合、小欲よりも大欲の方が望ましいです。
小欲は自分の努力で何とかなることです。お金持ちになりたいは、努力もしないで金持ちになりたい、とかの欲はよくない欲ですが、それにしても、がんばりによっては、玉の輿というものもありますし、努力して金持ちになるのであれば、人が嫌がらない仕事などを選んでやっていけば、苦しくも金持ちに近づいていきます。なので神社で小欲の願いをするのはやめましょう。やるとしたら、宣言するのはよいです。
神社では、大欲が望ましいです。自分の力だけではどうにもならない大きな願い。それを神様に頼るのは悪くはない。

着眼大局、着手小局という言葉があります。
大きな問題に目を向けて、自分のできる小さなことから行動しようというものです。自分の手に負えない者に立ち向かうのは勇気があるかもしれませんが、無謀なことは、時間も無駄にしてしまうことになります。

また、目的を忘れずに、目標をもって進むことです。
遠いところまで散歩するにも、はじめはあんなに遠いところと思っていた場所でも、一歩一歩進むことでいつの間にかたどりつけます。

話がずれてきたので、この辺で、

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