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本当に素晴らしいセックスとは? ーーーーーー牧えりかさんインタビューーーー

【気持ち良さの極限を知ると女をもっと誇れるようになる】という素晴らしいメッセージを発する牧えりかさん。たおやかで美しい和服姿の似合う女性です。

【女の喜びには限界がない 】という頼もしいお言葉も。さらに詳しいお話を伺いました。(以下敬称省略)


スクーンカップ :えりかさんの集大成リストの中に「出産と同じくらい精魂尽きる幸せなセックスをする」とありましたが、最初からズバリ、真相を伺います!
幸せなセックスのために大切なことってなんでしょう?

牧えりか:幸せなセックスをするために必要なことは、大人の女になって愛し合う事です。恥ずかしいこと、わからないこと、自分自身を大切に出来ないこと、相手の顔色ばかり伺ってしまうこと、愛される自信がないこと。
そんな自分と徹底的に向き合って、他の誰よりも自分を知っていくと、自分自身を愛おしく感じ、どんな自分も受け入れられるようになります。
そして自分を守ることができる真の大人になることができます。
そんな大人女性なら、愛し合える人を見極めることができるし、無理も遠慮も不安もなく、自分自身を解放して表現できるので、愛し合う気持ちよさはどこまでも深まって行くんです。

スクーンカップ :「精力の強さが男女の相性を決める」という興味深いステートメントについて。少し詳しく話していただけませんか?
サイズの相性やセックスの好みについても教えてください。

牧えりか:女性の膣は柔らかな筋肉でできています。
それは愛する人を包み込んで、愛するためです。
愛するほどに、ぎゅうぎゅう締め付け、自分自身の気持ちよさを高め続けます。
女性同士の会話で、ペニスの好みの大きさを話題にすることがありますが、
心と身体の自由と健康があれば、女性の性的な感度は上書き保存でパートナーが変わるたびに処女になりますから、前回受け入れた男性の形状を体と心で記憶しているということがありません。
記憶しているのは脳内のみです。

もし、前回の恋人は大きかったけれど今回の恋人は、、。だから気持ちよさを鈍く感じる。ということがあるなら、愛し合うことに対してのトラウマや不安から愛する人から得る気持ちよさを受け入れようとする心身の解放度が低く、
今、目の前にいるパートナーのことをまだ愛しきれていない、依存はしているけれど、愛し合うことを求めていないということがあるのかもしれません。

セックスは身体感覚だけで行うものではなく、身体と心、自分の感覚すべてを使うものだということが分かると、セックスはもっと尊いものになります。
精力とは、愛のエネルギーという目に見えない力を自分の中に取り込んで、活動するエネルギー源にする力のことです。
『精力』が弱ければ、愛し合うことに対する興味も薄く、精力がタフであれば、愛し合うことに旺盛です。

『性欲』は心身の不健康なアンバランスで過剰にも虚弱にもなるのでまた別ですが、そちらも表面上は男女の相性に影響しています。
女性がセックスから遠のくのは、気持ちよくないから。という理由が考えられますが、セックスをたくさんしたい人と、できればしたくない人がカップルになってしまえば、一緒に過ごして行くうちに心の溝が深まるばかりです。
性格や価値観はセックスを深めて行く中で、共有できるものごとの幅が増え、相手に対する理解がどんどん増して愛が深まって行きますが、
愛し合うためのセックスなしでは、相手に対する諦めや割り切り、我慢ばかりになってしまいます。

セックスの相性は、男女の相性です。

スクーンカップ :自分の膣を鏡で見たこともない、自分で触ったこともないという人が多いのですが、その方々がスクーンカップを始めると、自分のカラダと直接向き合うことになるんです。
生理とうまく付き合うことは、自分のカラダとうまく付き合うこと。えりかさんのお考えは?

牧えりか:生理は自分自身が生み出す神聖な存在です。
生理痛の理由のひとつに化学物質を用いた紙ナプキンが理由となっている説は有名ですが、そのほかにも、経血を吸わせてゴミとしてポイと捨てることで、自分自身を尊く感じる機会を失ってしまい、ストレスのまま食事をして健康に目を向けられず、自分を大切にする方法や健康な状態もわからなくなると考えられます。

生理は一番最初に出会う自分の分身なんです。
私が生理と向き合ったのは、二十歳の時に心身を健康にする料理に目覚めた20年前のことで、どういう経緯かスクーンカップを手に入れて使っていたのも十数年ほど前と記憶していますが、なんと、日本で流通されたのは2016年とのこと。日本女性の性に対する気づきと目覚めは、まだまだこれからなんですね。

私は現在、経血コントロールをしているので生理用品は卒業していますが、
自分自身の経血をスクーンカップで受け止めるというプロセスは、自尊心を底辺に追いやる紙ナプキンから移行していくためにも重要です。
ぜひ、スクーンカップで受け止めた経血を水に溶かして、観葉植物にあげてみてください。経血はただの血液ではありませんから、植物たちが青青して元気に花をつける様子を目の当たりにして、生理を通して自分自身の素晴らしをたたえる気持ちになると思いますよ。

また、日本女性の多くは、女性器の洗い方も知りません。
母が知らなければ娘も知らない、といった驚くべき状況です。
男性のご相談で、『セックスは上手くなりたいけれどあそこは舐めたくない、、(匂うから)』というリアルな本音を聞くたびに、がっくりきてしまいます。
男のセックスが下手なんだと言ってはいられない事実がここにあります。

男にトラウマを植え付けているのは自分かもしれませんよ。
クリトリスは、自分の指で、プリッと剥いて、洗うんですよーーーー!毎日です!

毎日そうやって自分自身に触れて正しくお手入れできていれば、スクーンカップをつける抵抗感もありません。
女性器のお手入れは、自分を愛おしむ行為なんですから。

スクーンカップ :「大人の女で愛し合う」これも素晴らしい。スクーンカップ はLGBTQを支持していて、スクーンカップ をすべての女性に、とは言わずに、すべての生理ある人へ、という言い方をしてるんです。えりかさんからLGBTQについて一言。

牧えりか:女であれ、男であれ、身体と心が男女のどちらであれ、自分の性を発見するために大切なことがあります。
それは、自分の中に存在している男と女が愛し合っていることです。
男という性、女という性、どちらの性もリスペクトしているのが大人です。
そうでなければ、男もしくは女に過剰に期待をしたり、ネガティブなイメージがあったりと、愛して欲しさばかりになってしまいますし、それはジェンダーいぜんの問題です。

愛して欲しいままの自分では、自身が男であろうが、女であろうが、相手に愛情を期待し続けて、自分自身の相手に対する愛し方に責任や誠実さが芽生えません。性とはまずはじめに確立した大人の自分であることです。
大人の自分であれば、その性が男である、女である、という価値観に対してとても柔軟になりますし、自分自身を尊重していますから、自分の性が相手にどのように捉えられるかということに怯えることもなくなります。

私自身は女性にセックスを教えるために、男性の立場になって女性を愛撫する、実際にクリトリスを舐めてみて男性側の技術や感覚を習得するという研究や訓練もしましたが、女性をより愛しく思う、また男性にいっそう感謝をおぼえるという指導者としての経験値に繋がりました。
女性に恋心を抱くことはありませんが、性に対してはとてもフラットに感じていると思います。
性である前に大人であること。
そんな成熟を目指したいですね。


スクーンカップ :その他なんでも。えりかさんのセミナーやコーチングを宣伝してください。

牧えりか:素敵なインタビューをありがとうございました。
愛し合う大人女性のためのプライベートコンサルティングと、会員制のスクールを運営しています。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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