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雪の後は土地の重要ポイント「日当たり」の具合がよくわかる

数年ぶりの積雪。思ったより早くとけてきているが、場所によってはまだ真っ白に覆われている。

私は家の近所を歩いたりランニングしたりしながら、空き地や売り物件、貸菜園(数は少ないがいくつかある)などを見るのが好きだ。別に引っ越しを考えているわけではないが、売りに出ている戸建て(新築も中古も)の様子や価格を見たり、この売地には以前は何が建っていたかなと考えたりする。

とけかかっている雪景色を歩いていて、雪の残り方が場所によってかなり違うもんだなと気づいた。いつも暗めの陰になっているようなエリアはやはり雪がまだ多い。東西に伸びる道の両側に建つ住宅では、入り口が南に面した家はほぼ雪がなくなっているのに対して、北側が入り口となる家はまだ雪が残っている。

そんな風に見ていると、「あれ、ここは日当たり良好と書いてなかったっけ?」という売り物件の戸建てが意外と雪を残していたり、貸菜園の畑でも区画によって土が見えるところと雪に覆われたままのところがあることなどにも目が行くようになった。いつも通るときには明るくても、雪がまだ多い場所もある。近くに高い木や建物があったりして、日照時間が意外と短いのかもしれない。

翌日にとけきってしまうほど少量ではなく、根雪になるほど多くもない今回の雪は、土地の日当たりを見極めるのにちょうどいい。

日当たりの良さは、住む場所を選ぶ上で非常に大切な要素のひとつだ。私の経験では、「日当たり良し」とされている物件でも、たとえば2階部分は確かに日が当たるけど1階は暗くて寒くて冬はつらい、というところもあった。その意味でも、建物じゃなく土地自体の日当たりが重要だと思う。

日当たりは、住む人の気分にも影響する。朝起きてカーテンやシャッターを開けたときにサッと朝日が差し込んでくると、寒くてもちょっと気分が上がったりする。住んでいる場所の近くで土地や家の購入・賃貸を考えていたり、レンタル菜園を検討していたりする人は、雪がとけきってしまう前に現地を見に行くと、日当たりについて何か気づきを得られることがあるかもしれない。

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