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マッシュタン & ザ ウイスキーファインド トーモア 1992 27年 - THE MASH TUN TOKYO & THE WHISKY FIND TORMORE 1992 27Y

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。唐突ですが以前「100日後に死ぬワニ」という4コマ漫画がネット上で流行ったのは記憶に新しいと思います。その際の僕の感想としては、「え、何これ、このクオリティで流行るなら俺でも描けるし」と言った非常に、且つ謎にアグレッシブなものでした。そのぶっ飛んだアグレッシブさ故に、なんとその場でシナリオを考え始め、まずタイトルを決めました。今日はそのタイトルだけ共有しておきますが、タイトルは、「暗い世の中を明るくする!大安吉日くん」です。この恐怖を感じても尚、このnoteを読んでくださる方

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、マッシュタン&ウイスキーファインドから
「トーモア 1992 27年」をテイスティングしていきます。

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THE MASH TUN TOKYO & THE WHISKY FIND
スペイサイド
トーモア 27年(1902-2019)
44.6%

目黒にあるマッシュタンさんのPBです。言わずと知れた台湾のウイスキーファインドさんとのジョイントボトリングで、このラベルは色違いでいくつか出ていますが、師匠ボトルと呼ばれるリリースとなり、"師匠と一緒に飲む"をコンセプトに、師匠=専門家がどういったものを好むかという観点で選ばれている。らしいです。多分。確か。うろ覚えだけど。

このボトルは確か2020年の秩父ウイスキー祭で参加者に先行試飲&販売されたボトルで、その時点で飲んだ方から「美味しい」「かなり美味しい」「超美味しい」みたいな声があったとかなかったとか。僕もかなり熟したフルーツがあると聞いて欲しいなと思っていたところ、縁あって購入させて頂きましたが度数も割と落ちていますし、トーモア経験も乏しいので1年程寝かせてましたが今回開けてみました。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:桜桃、HARIBOグミ、キャンドル、ミントの葉、切り立ての木材、ヨーグルトハイチュウ、アプリコットジュース

Palate:麦ジュース、桃ゼリー、フルーチェ、ホワイトペッパー、線香、タールっぽい苦味

桜桃やケミカルなグミの甘味が主体で、そこからワクシーでオイリーなキャンドルを感じたかと思えば、ミントの葉などのグラッシーでハーバルさも顔を出す、さらにはヨーグルトなどの爽やかで酸味のある香りもあり、非常に多彩で華やか、味わいも序盤は同様に甘味のある桃ゼリーやフルーチェのような酸味と甘味のコンビネーション、度数落ちの割にはピリピリとした刺激もあり、余韻にかけて線香を焚いた煙とタールっぽい苦味も出てくる。

総評

「かなり美味しい」

総論で言えば非常にフルーティーで華やかなスペイサイドらしい香味で、近年ボトルとしてはかなり美味しいです。サクランボやケミカルなグミなどの少し個性的な甘味が香味共に感じられ、ハマる人にはバチっとハマるリリースだと思います。

一方で、キャンドルのオイリーさ、グラッシーさ、最後に出てくるビターネスなど、多少好みが分かれる部分になりそうな香味もあります。とは言え個人的には好きな桜桃の香味の出ているリリースで買っておいて良かったなと思います。

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