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コッツウォルズ 2015オデッセイバーレイ - COTSWOLDS 2015ODYSSEY BARLEY

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どうも僕です。緊急事態宣言がマンボウに変わりますね。バーにとっては制限付きではあるもののお酒を提供できる可能性があるということで、営業をしやすくなる側面はあると思います。僕が行くバーも短時間ながら営業を再開するようで、90分という滞在制限時間の中でどれだけ多くのモルトを飲み漁れるか、こういう勝負が始まりますね。というのは冗談として、自宅で飲むモルトとはまた違った出会いのあるバーで飲めるのは短時間とは言え、ありがたいですね。やべぇ、真面目なことを書いてしまった。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ディスティラリーボトリングより、
「コッツウォルズ 2015オデッセイバーレイ」をテイスティングしていきます。

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DB
イングリッシュ
コッツウォルズ  シングルモルト 2015オデッセイバーレイ (2014-2019)
EXバーボン&EXレッドワイン1stフィルバレル
46.0%

はい、またまたまたコッツウォルズです。今回ようやくオフィシャルスタンダードと言えるオデッセイバーレイとなります。こちらも他と同様にスモールバッチシリーズで、今回は2015年ですが、蒸溜初年度である2014年も過去にリリースされていたりするようです。シェリーカスク、カスクストレングスと飲んで来てコッツウォルズ蒸溜所のポテンシャルに驚かされていますが、果たしてスタンダードと呼べる加水ボトルはどうでしょうか。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:バナナタルト、アプリコット、マドレーヌ、溶剤、蜂蜜、やや桜桃、ピーチティーの茶葉、時間経過でレモンの皮、グラッシー、青いマンゴーっぽさ

Palate:アプリコットジュース、モルティ、ミルキー、ややタンニン、ややホワイトペッパー、厚みのあるボディ、樹液っぽい甘さ

香りはバナナタルト、アプリコット系のフルーツと蜂蜜、そこにマドレーヌのような柑橘と甘さのあるお菓子っぽいニュアンスがある、アフターは苦味のあるレモンの皮や青いマンゴーやグラッシーさがある

味はアプリコット系で、香りよりも麦の厚みと旨味、ミルキーな甘さがしっかり感じられ、STRワインカスク由来からか苦味とタンニンの渋み、ややホワイトペッパーもありつつ、やはり最後まで心地よい甘さが続く

総評

「かなり美味しい」

最近コッツウォルズ推し過ぎかもしれませんが、加水スタンダードに相当するこちらもかなり美味しい、というかかなり好きです。ファウンダーズチョイスやシェリーカスクに感じなかったバナナタルト感が主体的で、そこに他のリリースとも共通するアプリコット系フルーツもある、グラッシーさもコッツウォルズらしさとして共通して感じますが、やはりバランスに優れた蒸溜所だなと思います。

特に、おそらくですが、STRのワインカスクが良い仕事をしていて、4-6年程度の原酒に対して、丁度良い具合の苦味、渋みなどのアクセントを与えており、全く若さを感じさせません。その苦味や渋みに関しても、フルーティーさや、麦の主張を崩さない程度なので、素人ながらに樽使いが上手というのは、なるほどこういうことなのかなと思わせてくれる蒸溜所だと思いました。

なかなかバーには置いていない銘柄かもしれませんが、どこかで見つけた際には是非試していただきたいと思えるリリースであり、蒸溜所です。

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