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アラン オークニーベアバーレイ カスクストレングス - ARRAN ORKNEY BERE BARLEY CASK STRENGTH

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。とある方のツイートを見ていると、バーでツイッター名を呼ぶか、本名を呼ぶか、みたいなツイートがありまして、僕の場合は、"すこっつ"とふざけたネーミングにしているので、正直バーで「すこっつさん」と呼ばれると、嬉しいけど恥ずかしい、つまるところ恥ずかしい、という感じではありますし、何なら自ら「Twitterだと"すこっつ"でやらせてもらってます(テヘヘ)」みたいな求められてない説明をする場面もあったりするので、悩みのシードではあります。かと言って、 苗字は非常に珍しいのでリアルを特定しやすくて困る、名前は名前でニックネーム化しづらいという四面楚歌的な状況でして、もうここは、やはり"すぺっく"しかないかと思いました。飲んだボトルをnoteに書き記すSPECを持っている僕、高まるぅぅぅぅううう!!!

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、2014年瓶詰めのDBリリースから、「アラン オークニーベアバーレイ
カスクストレングス」をテイスティングしていきます。

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DB
アイランズ
アラン オークニーベアバーレイ カスクストレングス 10年(2004-2014)
バーボンバレル
56.2%

ナイスアラン!でお馴染みの?アラン島のアラン蒸溜所からリリースのアランをテイスティン!していこうと思います。

そもそも僕、アラン経験が少ないんですが、その理由がラベルが好みじゃないからなんですね。なんだかこの"ア"ラン!"みたいな雰囲気のラベルデザインが苦手で、家に置きたくなかったので、買うこともなく、かといってバーで酒質の軽いアランを敢えて注文することもあまり無く、結果として、アランを飲んだ経験値があまりアランのです(真顔)

そんな折、いつものバーで試したこのオークニーベアバーレイのアラン(加水の方)がちょっと驚きの南国フルーツ感を発揮しており、これは美味しい。是非とも家に迎えたい。できればカスクストレングスを!と思って探したら、ギリ海外に転がってたので引っ張ってきたという経緯です。

さて、ベアバーレイという麦の品種はかなりレアバーレイでして、一方で、スプリングバンクなんかでもリリースがあったように思いますが、かなり評判の良い品種というイメージです。アランも2004年にベア種を使った蒸留をやったらしく、生産効率の悪さから2週間でやめたようです。んで、その時に蒸溜された原酒が今回の原酒というわけですね。当然限定生産品となり、世界で4890本、日本への入荷は480本のみだったそうです。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:蜂蜜、アプリコット、パイナップルジュース、桜桃、奥にマンゴーっぽいニュアンス、紙っぽさ、土や藁っぽさ、メンソール

Palate:蜂蜜、桜桃、アプリコット、スパイス、少しビターな樽感

香りは、蜂蜜とフルーツで支配されています。特にクリアでジューシーなパイナップルジュースを連想させるニュアンスから、個人的に好きな桜桃のニュアンス、さらに甘く熟したマンゴーっぽい片鱗を見つけることもでき、同時に、紙っぽさや、土、藁っぽいニュアンスも拾いましたし、度数から来るメンソール感もあります。

味わいはも香りと大きくギャップはなく、蜂蜜とフルーツ主体、度数なりのスパイス、飲むと紙っぽさはなく、代わりにビターな樽感があります。

総評

「美味しい」

例によって開栓直後ですが、それでもかなり纏まりがあり、香味共に蜂蜜と甘味のあるフルーツが感じられます。特に香りは素晴らしく、嗅いでいるだけでゴクゴク飲みたくなるようなジューシーさがあって好みです。

 他方、味わいはまだ硬い印象で、20年オーバーのグレンロセスのような味わいです。フルーティーさもあるのですが、まだまだこれからかなと言う印象で、今後の期待も込めて現時点では"美味しい"としました。
(香りだけなら"かなり美味しい"クラスですね)

ただ、香りとのギャップが少なく優等生タイプの味わいで、度数が落ち着き、味わいも開くと、香りにあるようなジューシーさや、半分過ぎた頃に全開になると噂のトロピカルフルーツも期待させるテクスチャーがあり、暫定評価"美味しい"ですが、"かなり美味しい"へのサクッとレベルアップするポテンシャルを十分持っているボトルかと思います。

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