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コッツウォルズ シェリーカスク - COTSWOLDS SHERRY CASK

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。最近この読み飛ばすセクションが人気ですね。知らんけど。でもこの読み飛ばすセクション、どのくらいの割合で読み飛ばしてるんですかね。正直に言って全く有益な事を記載していないので、本気で読み飛ばして構わないのですが、なんていうか、信頼性の高い本気のやーつーとして、プロ、あるいはセミプロみたいな人のテイスティングコメント見たいなら僕のnoteじゃないと思うんですよね。

あくまでも一般消費者の目線で(読者にヨイショ!)、本当にそのボトルどうなの?みたいなところが僕のnoteの良いところじゃないですか。「へー、こんなの飲んでるんだ、美味しそうじゃん、買ってみよ。」とか、「へー、こんなの飲んでるんだ、キモッ、ウザッ、キモッ。」みたいな感じでゆるっと飲みながら流し読みできるnoteが理想だなーと思いますね。軽く泣きますけど。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ディスティラリーボトリングより、
「コッツウォルズ シェリーカスク」をテイスティングしていきます。

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DB
イングリッシュ
コッツウォルズ  シェリーカスク(-2020)
アメリカン&スパニッシュオークホグスヘッド&バット
57.4%

はい、本note初のイングリッシュウイスキーです。個人的にイングリッシュウイスキーを買うのも初でして、なんならイングリッシュウイスキーを飲んだのも初かもしれません。では何故今回イングリッシュウイスキーを飲んでみることにしたのか。それはイングリッシュウイスキーというカテゴリーを度外視して、気になるスペックだったからです。

コッツウォルズはどちらかと言えばジンの方が浸透してきているかしれませんが、2014年に稼働を始めたばかりの、このコッツウォルズ蒸溜所で作られるウイスキーは原材料の麦が100%ローカルバーレイ、さらに100%フロアモルティング、おまけにノンチルフィルタード、ノンカラーというのが基本で、これでもかと言う程クラフト蒸溜所の特徴を押さえています。

そして今回のボトルはオフィシャル初のシェリーカスクでありながら、明記されていませんが、57.4%というカスクストレングスでのリリース。新興蒸溜所の中で注目度は低いものの、かなりの拘りを詰め込まれているコッツウォルズ 、これは飲まねばなりませんね。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:シェリー、アメリカンチェリー、ワクシー、バニラ、シナモン、アプリコットやマンゴーに近いニュアンス、ラムネ菓子、ジェリービーンズ
加水でハーバル、レモングラス、青いアプリコット、マンゴー

Palate:アプリコット、麦、オークのビターネス、プラムジャム、ジンジャー
加水でアプリコット、マンゴー系の甘味

香りはシェリーカスク由来のフルーツが主体、海外のお菓子のようなチェリーの香り、ジェリービーンズの香り、そこにバニラやシナモン、そして奥からアプリコットやマンゴーのニュアンスが感じられる
加水するとハーバルで、レモングラスのような香りが引き立ち、青いアプリコット、青いマンゴーの印象になる

味は香り同様にアプリコット系のフルーティーな甘味、そこからしっかりと麦、オークのビターネスが乗っかっている、舌にはジンジャーのニュアンスがビターネスと共に長く続く、時間経過でよりアプリコットの甘さが開き、余韻にかけて再びビターネス、収斂味が続く
加水でシェリーカスクの甘味が全面に出てきて、香りに感じたアプリコット、マンゴー系のフルーツが徐々に感じられる

総評

「かなり美味しい」

総評としては、かなり良いんじゃないかと思います。開けたてはバランスの良いシェリーカスクというシンプルな印象だったのですが、時間をかけてじっくり飲んでいくと、シェリーカスクの味付け感は穏やかになる、代わりに中熟のバーボンホグスヘッドのスコッチにあるようなアプリコットの香味が強くなり、それがともすればトロピカルと言ってしまうようなキュッと甘味を凝縮したような甘さが出てきて美味しいです。

コッツウォルズは2014年蒸留開始の新興蒸溜所ということで、最長でも6年熟成の原酒を含む構成だと考えると非常にバランスのとれた良いリリースかと思います。度数が高めでありながらボディは強過ぎず、さらにアルコール感もほとんど感じない。この辺はシェリーカスクの要素を上手く利用している感があります。

一方で、シェリーカスクのサルファリーなどのネガティブな要素も全く無く、非常に良い樽使いだなと言う印象。加水するとハーバルなニュアンスに振れるが、100%ローカルバーレイ、100%フロアモルティングなど、拘り抜いた製造工程が様々な表情を生み出しているのかもしれません。

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