Scrapbox上で「マンガでわかるScrapbox」の企画からマンガ公開までのコミュニケーションをやっている話

はじめに

湊川あい先生が連載中の「マンガでわかるScrapbox」は企画からマンガ公開まで、一連のコミュニケーションをScrapbox上でやっています。

その様子を、実際の画面を見せながら紹介していきます。
Scrapbox活用のひとつとして、お楽しみください🚀
少し長いですが、さいごにはお知らせもあります!

そもそも!Scrapboxってなに?

あらゆる情報を自動で整理できる画期的な知識共有サービスです。

携帯電話に搭載される日本語予測変換システム『POBox』や、iPhoneの日本語入力システムの開発者として知られる慶應義塾大学の増井俊之教授によって発明されました。

詳細は公式サイトをご覧ください👍

マンガ制作のコミュニケーションをScrapbox上で行って良かったこと3つ

①メンバー全員がリモートで、MTGなどしなくても物事が進んだ
・マンガでわかるScrapboxには社内外含め約10名のメンバーが関わっています。
・共同編集機能やアイコン記法を活用し、アイディア出しから原稿チェックまで完全に非同期で行うことができました。
・対面で喋ったり、チャットでスレッド形式に会話するより、ページ上で意見を吐き出し合い、コメントし合う方が話が早く進みます。

②全部Scrapbox上にすべての情報があるので、なにかを説明したりお察しする必要がない
・目標、スケジュール、アイディア、議論の過程、すべてをScrapboxで管理しました。
・相談~意思決定の過程がすべて一箇所に集約されているので「なぜこの意思決定をしたのか」「どんな話し合いがあったのか」「何に困っていたのか」を人間に確認する必要がありません。
・Scrapbox内の記事はリンクを元に自動で繋がり合っています。誰もドキュメントの管理をしていませんが、欲しい情報に2ホップくらいでたどり着けます。適当に検索して記事をたどればOK👌👌👌

このように、1つの記事の下に、関連する記事が表示されます↓

③昔のディスカッションや小ネタが芋づる式に出てきて、時間を超えて企画を考える手助けをしてくれる
・マンガの企画のような、筋道が決まっていないところからなにかを生み出す時に、他の人のアイディアや過去のディスカッションはかなり参考になります。
・例えば、開発チームが書いた「この機能の開発ストーリー」や「機能の背景にあるストーリー」がふとした時に芋づる式で掘り起こされ、それを企画に取り入れる、ということがよく行なわれています。
・気になる記事があれば、いつ書かれた記事か?なんて気にせず「この話もっと聞きたい👀」とコメントしておけば、そこから話が膨らんでいきます。

ここからは、細かい運用TIPSになります。

マンガを制作する上で、Scrapboxで管理したもの

・プロジェクトのゴール
・目標数値やその定義
・制作スケジュール
・各話の草案
・登場人物の情報
・タスク
・思いつきのアイディア

ぜんぶScrapboxに詰め込みました🚀

プロジェクト開始時に用意したもの

Scrapboxの専用プロジェクト
・プライベート設定

Slackの専用チャンネル
・Scrapboxの通知用
・Scrapbox内にドキュメントを追加したり、書き換えをすると、90秒後に差分が通知される仕組み
・連続して書き続けている間は通知されない
・パブリックチャンネルにしておき、概要欄にScrapboxのプロジェクトへのリンクを貼っておく(気になれば誰でもプロジェクトに参加できる!)

実際のページ

タスク管理

・タスク管理用のページを作成
・完了したらチェックマークをつける
・ここではアイコン記法を利用
・タスクに関する相談があれば、箇条書きで書き込んでおく
・ページ内のタスクがすべて完了したら、「DONE」とかの画像を貼っておくと、サムネですぐに完了したタスクだとわかる

アイディア出し

・湊川先生がトピックを考え、草案としてまとめる
・社内のメンバーもどんどんコメント
・自分の主張のあとにはアイコンをつけておく
・激しく共感したらアイコンを増やして強めに主張( Ctrl-iを連打しよう!)

・切り出したいキーワードを [   ] で囲えば新しいページを作れる
・記事を書いた本人や、他のメンバーがキーワードになりそうなところを気が向いた時に囲って補足する
・これ結構大事な活動で、積極的にやるようにしていました
・そのときは該当するコンテンツがなくても、書いていくうちにあとあとページがWiki的に繋がってくるのが面白い
・これぞ「芋づる式」🍠


原稿の添削

記事制作の流れ
1.プロット
2.ネーム
3.ペン入れ & 最終校正

・「第◯話プロット」というページを作り、まずはそこに湊川先生がテキストだけで原稿を書いていく
・画像はドラッグアンドドロップするか、GyazoのURLを貼ればOK
・気になったところは直接コメントして記事の中で相談
・プロットがある程度固まったら、それを元にマンガのネームを作る

・画像の部分にフィードバックしたいときはGyazoでスクショを撮って具体的に説明
・こういう指摘を文章頑張ろうとすると認識の齟齬が発生しやすいので、さっとキャプチャして説明したほうが良い

・ネームにOKが出たら、ペン入れ & 最終校正して公開!
・公開用のプロジェクトページを作って、そこにコピペするだけ

こんな感じで制作をしています。複数人でScrapboxを活用する際の参考になれば嬉しいです🚀

さいごにお知らせです。

技術書展4で「マンガでわかるScrapbox」を150部限定、先着順で配布します!

・これまでWEB上で連載していた「マンガでわかるScrapbox」が技術書展に登場!
・湊川あい先生のブースで配布します。
・ブースの詳細は以下をご覧ください👇https://techbookfest.org/event/tbf04/circle/16430001

当日行けない方、会社用に何部か欲しい~という方がいましたら、pr@notainc.com までご連絡ください🌟

参考リンク
湊川あい先生 Twitterアカウント
湊川あい先生 Amazon著者ページ
マンガでわかるScrapbox
Scrapbox公式ページ
Scrapbox日本語版 Twitterアカウント

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技術書典4 まとめ #技術書典

2018年4月22日(日)秋葉原UDXにて開催された「技術書典4」に関連するnoteを集めました。新しい順。 共同編集したい方/追加してほしいnoteがある方は湊川あい @llminatoll までTwitterDMください!追加します!
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