中学受験の親の心構え - "二月の勝者"
中学受験予定の息子がいます、大志です!
(大志を抱く中年│👉自己紹介)
仕事も勉強も運動もなんでも、個人のパフォーマンスは、本人の"能力"と"やる気"と"元気"、周りの"環境"からの作用によって決定する(と思ってる)。
この前、受験生の息子の父親として、志望校合格に向けたパフォーマンス向上のため、”環境”面で工夫していることについて書いた。
来年2月受験予定。受験勉強もいよいよ大詰めに。今回は、そんなこんなで読んでる"二月の勝者"という漫画の話。
”二月の勝者”とは
中学受験塾を舞台に、5年生終わりの2月から中学受験本番までの1年間を描くマンガ。講師と生徒、保護者の合格を勝ち取るための闘いを、リアリティ溢れる形で描かれていている。
受験本番というエンドのある時間軸の中で、子どもと親にいつどのようなことが起き、どのような判断が迫られ、どのような気持ちになるのか、親と子の関わり方など、中学受験を予定している息子の親として、すごく考えさせられる。
父親として心構えておくこと
自分は東北の田舎出身で、中学は受験なしの公立、高校は受験して公立に行った。大学時代に浪人を経験しているものの、関東の中学受験は今回が初めてで、”二月の勝者”から知ったことがたくさんある。
最近、受験本番の2月1日からが描かれている”二月の勝者”17-19巻を読んで、これはこの先数ヶ月の心構えとして持っておこうと思ったことをまとめておく。
①合格の瞬間の「嬉し泣き」が見れるのは親の特権
「行きたい中学がある」と息子が言いだしてから、3年が経とうとしている。息子は3年間ずっと頑張ってきた。伴走して勉強を見たり、膨大にあるテキストに穴開けて紐通したり、最近だと過去問を10年分印刷したり、一緒に先生に提出する過去問一式を準備したり、、、サポートをしてきた。そんな息子が最終的に行きたい中学の合格をつかむことができるかどうか。その瞬間を想像するだけで目頭にこみ上げそうになってくるものがある。
その瞬間を噛み締められるよう、サポートする
②どんなに備えても、受験日本番に病気になってしまうこともある
どんなに勉強して、どんなに感染予防に努めても、インフルエンザや風邪になるリスクはある。インフルエンザなど感染症にかかると、他の子どもへの感染リスクから、受験会場で受験することはできないらしい(あたりまえか。。)。保健室受験ができるところであれば受験はできるらしい。ただ、そうなったとに受験はできたとしても、”元気”がなければ、いつものパフォーマンスを発揮することはできないだろう。
直前に飲み会はしない。1月にマスク生活に戻る。
③不合格が続く中での合格発表を見るときの気持ち
受験する中学全てに合格できれば万々歳だが、多くの受験生がチャレンジ校・安全校を併願するから、ほとんどの小学生が”不合格”を経験するだろう。
2月1日から毎日1-2校ずつ受験し、毎日合格発表があるような状況。限られた期間での連続試験の最中、不合格が連続したらどのような不安に駆られながら、次の合格発表を見るのだろうか。
一番不安なのは息子。
④受験を予定していた学校全てに”不合格”になる場合もある
予定していた学校全てが”不合格”となるケースも起こりうる。そうなったときに、子どもは親はどのような気持ちで諦めをつけるのか。どのように残りの小学校生活を送り、公立中学校へと進学するのか。"二月の勝者"のなかには、1つは合格を掴んで、敢えて公立を選んだという経験を進めるシーンもあった。
安全圏の中学校も含めて、受験スケジュールを組み立てる。
⑤2月1日~3日で徐々に受験を終える小学生が増えていき、受験生は減っていく
都内の中学校の多くの試験は、2月1日~3日に集中している。毎朝電車は受験会場に向かう親子で混み合うらしい。その3日間で多くの小学生はなんらかの合格を手に受験を終えていくことになる。
それが2月4日以降になると、ぐっと減るらしい。そのとき受験を続けている子ども・親は取り残されているような不安にもなる。(こういう状況になることは全くイメージできていなかった)
最悪のシナリオも含めて、受験校それぞれの合否によって、どのような意思決定をするのかシミュレーションしておく。
まとめ
そんなこんなで、今回は、”2月の勝者”を読んで、これからの受験本番に向けての心構えが少しできた。
これから中学受験を考えているお子さんをもつ親御さんいらしたら、いつどのような状況が起きうるのかを知っておくことはよいことだと思うので、”2月の勝者”でイメージふくらませておくのおすすめ!
特に17巻から、2月1日からの合格発表の開始、状況によっての子ども・親の心境などがリアリティもって描かれているので、17-19巻は”その日”のイメージを膨らませることができる。
がんばろう受験生&親御さん!
続く
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