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イケカテの真実

本題へ入る前にひとつ。なぜ今この話題を取り上げるのか。

例のぺにばん事件を受けて、配信することはもちろん配信にコメントさえも出来なくなってしまったため、どうせコメントできないなら普段見ないカテゴリーを見てみようという思いからイケカテの配信を数名覗いてみた。そこでこの度触れる真実に改めて気付き、備忘を兼ねて文字におこしておこうという判断に至ったものである。

さて早速行きますよ。結論です。
イケカテ配信者にキュンキュンするデートプランは浮かばないしマニアックな性癖は語れない。
ハイ、これ真実です。

まず考えてほしいんだけど、ただいい声していれば成立するような初期のイケカテとは違い、ある程度マーケットが耕された令和6年に於いては、単なる声質や話し方だけではなく、どんなことを発言するかまで当然に求められ、概ねこのカテゴリの中位~上位に属する配信者はそのどちらも兼ね備えていて当然と見て凡そ間違いない。興味深い話、異性をときめかせるような話を素敵な声で語りかける─
これが今のイケカテ界に求められる最低限の資質と言っていい。

ただ冷静に考えてみれば、その2点を持ち合わせているのなら顔面レベルがよほど酷くない限り、リアルでもチヤホヤされると考えるのが自然だが、どういうわけだか彼らは毎夜決まった時間帯に配信を取る。おかしい、チヤホヤされていないとでもいうのか。まさか。

という事はルックスが・・・?
残念ではあるが基本的にここは疑いようがない。十中八九ブサイクで、或いはただのブサイクじゃ済まされず、チビやデブのおまけぐらい付いていてなんら不思議ない。あんなに容姿端麗な2次元アイコンを使っているのに。ある意味で残酷だよ。

別の側面から見ていこう。ツイキャスには顔出しカテゴリーが存在する。顔も声もいい男性配信者がいたとして、その人がわざわざイケカテを選択する理由がない。選択するカテゴリーは間違いなく顔出し。職業上の理由や身バレ防止等を理由に顔が出せないのだと説明する者もいそうだが、その手のリスクヘッジには目が向くのに、その他のリスク管理を蔑ろにするはずがない。そういう臆病者が耳舐め配信に興じるなんてあり得ないんだよ。その意味からもやはり、イケカテにイケメンなんていないことが説明できてしまう。

けれど言いたいのはそんな話ではない。なぜなら、そんなことは百も承知。なにも偉そうに語らずともみんな知っている話。そんなことを語りたいのではない。準備はいいかい?さあ本題だ、イケカテ界のみんなを開放してやろう。

冒頭で述べた結論を今一度。
イケカテ配信者にキュンキュンするデートプランは浮かばないしマニアックな性癖は語れない。

それはなぜか。答えは単純明快。ブサイクで恋愛偏差値が著しく低いから。それだけのこと。え、それだけ?と感じるひとも少なくないだろうが、これが案外に盲点。みんなイケカテのルックスが残念なことは知っている。けれどそこで思考を止めてしまっていないか。当たり前のことから目を背けているよ。そんなやつが大して場数踏んでいる訳なかろうが。奴らはどうせ、まともに女性の目を見て話すことすらままならないさ。

いや待ってくれ。世の中にはたくさん恋しているブサイクが一定数いる。お前のいうことも分かるが、やや暴論ではないかとそんな声が聞こえてきそうだ。まぁ待て。落ち着いて聞いてくれ。
たしかにルックスが人並以下でも恋多き男はいる。間違いない。けれどそういう男は例外なく人知らず必死に努力している。彼らはブサイクだって磨けば光ることを知っているんだ。けれどイケカテはどうだ?自身のコンプレックスが目立たない別の方向性に活路を見出し、モテない本質から逃げているだけじゃないか。そんな奴らに語れるほどの経験は無い。彼らに敵意を向けるつもりはないけれど、もしイケカテの中に"さも若い頃は遊んできましたわ"を語る奴がいれば、それはダウト。鏡をよく見てくれ。そんな奴が特異な性癖を語っていたならそれもダウト。妄想するのは自由だが声に出さないでくれ。理想のデートを語りたい気持ちはわかる、そのプランは来世まで取っておこうか。申し訳ないがこれが真実なのだよ。

お前は真実を暴いて無粋だなと、そんなことは言わないでおくれ。
最後の最後、本当に伝えたいのはそこではないんだ。
ここまで書いたことをすべて理解したうえで、それでも推してやまない君たちはなんて尊い存在なんだろうと感嘆、感服しているのだよ。そう、この投稿は俺から君たちへの賛辞。

ブサイクなイケカテが小銭稼いだら間違いなく顔面工事に費やすし、頭頂部が寂しいイケカテは植毛だってするだろう。そうして見てくれに自信が付いたら彼らは次第に顔を晒す。イケカテからは卒業して生身の女性にチヤホヤされに行くだろうよ。そんな未来が見えていながら、それでも推せる君たちは本当に尊いんだ。最終的には自身から離れていってしまう推しの姿をなんとなく想像しながら、それでも今日も明日も推し事の手を緩めない、そんな君たちを俺は推したいのさ。


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