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白鳥その後

皆さま、こんばんは。<(_ _)>


さる6月8日にツガイを見た日記を過去に書いています。
その後ですが、状況をきちっと把握して気持ちを整理するまで、
どうしても書けずにいました…。(-_-;)


最初にご安心頂くために、状況から最初に言いますと、
ツガイは生息していました。(^^)
しかし、ツガイで行動することは全然なくなっていました。(-_-;)

そこまでの経過をかいつまんでみます。


①6月17日

6月8日以降、何度か足を運びました。
しかし、ツガイの気配はありません…。(>_<。)
(どうしたんだろう… (´;ω;`)

17日になって、女の子のほうを発見。


おお…いた!
確信が持てませんが、どうやら女の子のほうっぽいです。
でも、つれはどうしたんだろう… (-_-;)


ほったて小屋のそばで草をはんでいました。
そして、しばらくすると湖に入っていきます。


しばらくして女の子が、こちらを発見し、
少し近づいてきてはくれますが、
こちらの至近距離まではまだ10メートル以上あります。

湖に入りました。
こちらに気づいた様子です。

少しずつ近づいて来てくれます。


しかし、こちらの至近距離まで
近づくことはなく、途中で毛つくろいを盛んにし、
やがて戻り始めます。(^^;)
後ろ姿を見ると、どっちの子か夜空は一発で区別できます。(^^)



途中で、なぜか毛づくろいを盛んに始めました。
それ以上こちらに近づくでもなく、
しばらく浮かんだまま毛をつくろっていましたが、
やがて元いた場所に戻り始めます。


いつもと様子が違います。
後ろ姿がすごく気になりました。
右足だけ浮かせている様子が、
「ジイサン…私ひとりになっちゃったよ (ノ_・。)」
と言っているように見えて仕方がありませんでした。


②6月18日~7月4日
6月17日以降も、何度も湖のほとりに足を運びました。
しかし、17日を最後に、女の子のほうも一向に姿を見せなくなりました。
20日頃から、佐渡の6月にしては異常な高温になります。
連日30度を超えてきました。
およそ白鳥の生活に適した気温ではなくなりました。


7月に入ると、夜空はもはやツガイの生息を諦めかけていました。(ノ_・。)
『(この前見た女の子の姿が最後だったか…
  ついに男の子の後を追っていったんだね…さびしいよ…)(´;ω;`)』
その頃からは、足を運んでは、
ツガイの姿をなつかしむ感じに心境が変化してきていました。


気温はすでに真夏、30度超え。
もはや、白鳥が活動する雰囲気をぜんぜん感じません… (ノ_・。)
この時期は、ツガイがいた時の光景をなつかしむ心境になっていました。
「岸壁の母」ならぬ「小橋のジイジ」です。 (-_-;)


③7月5日

この日も湖のほとりに行きます。
まったく姿を見なくなった小橋のほうまで足を運び、
戻ってくる途中で、
遠目に女の子が泳いでいるのを発見。
『Σ(・□・;)』


おお…いた!
どっちの子か正確にはつかめませんでしたが、
この前のことで、女の子だと完全に思い込んでいます。
涙目になりかけながらも写真を撮りました。



もはや居ても立ってもいられません。(-_-;)
一瞬ボーッとした後、涙目になりそうになりながら手を振ります。



こちらを発見した子は、そばまで寄って来てくれます。
しかし、岸辺に止まることなく、
岸辺から数メートルほど距離をおきながら
小橋のほうまで泳いでいきます。


小橋まで来ました。
女の子が近づいてきます。
途中の草をハムハムしながら…。
『(なんか男の子みたいなしぐさだな…すごいシンクロだ…)
 (^_^;) (´;ω;`)』
そして…よくよく見ると、なんと男の子のほうでした。(゜o゜;)


『えっ!?(男の子?)(゜Д゜;≡;゜Д゜)』

かなり夜空に近づいたところで
クルッと後ろ向きに。
『(男の子だ!) ((((゜д゜;))))』
初めて正確に区別しました…。
一瞬ワケワカメになりましたが、
目の前の子は間違いなく夜空に
よりなついてくれた男の子です。


3メートルの至近距離にまで来た子は、
間違いなく夜空によりなついてくれた男の子のほうでした。


水辺の草をハムハムする様子も、
まぎれもなく男の子です。


帰った後も、どうしても事情が飲み込めません。(-_-;)
『(17日の子、もしかして男の子だったのか…
 いや、そんなはずはない。
 あの子は間違いなく女の子のほうだ…。
 オレの直感、どうなってるんだ…)』
などといろいろ思い巡らせます。
夜空は自分の直感を疑い始めました。(゜Д゜;)


たしかに、「はるな愛」は元男だと一瞬で見抜けても、
「椿姫彩菜」を一発で元男と見抜けなかった以前の夜空。
そんな夜空の直感など、
アテにしきってはならないかもしれない…。(-_-;) (※1)


「はるな愛」
女性と言いきるには違和感ありすぎ。(-_-;)


「椿姫彩菜」
このクラスになると、夜空ではひと目で元男だと見抜けないこともあり…。(ノ_・。)
たしか「私、男子校出身です」とかいう本を出してたような…。
テレビを干されたそうですが、理由は不明。
調べ直す労力など人生のムダ使いなので、そのまんま。 (-_-;)


い、いや…信じるのは自分だけだ。
自分の経験、直感、知識体系だけだ。
たとえ間違いがあったとしても、それは学びなのだ。
学びとして受け取るのだ。
受け取らねばならないのだ。
その繰り返しで人は成長していくのだ…。(-_-;)


④7月6日
またも湖のほとりに行きます。
そして小橋の方に足を運びます。
とにもかくにも男の子の生息を昨日確認できた夜空です。
めでたくこの日も、遠目に両津港のほうに泳いでいく男の子を発見。

この写真では、どっちの子かわかりにくい… (-_-;)
しかし、実際に肉眼で観察すると、
ちょっとしたしぐさやクビの角度、羽の浮かせ具合やふくらみ具合とかで
男の子だと区別できることが大半です。 (^_^;)


夢中で手を振ります…。
しかし、この時は男の子はこちらに気づきませんでした。(--;)
『(ひとりになっちゃったね…かわいそうに…)(´;ω;`)』


しかしこの後、ものの1分もしないうちに、
姿のキリッとした子が茂みから姿を現しました。
間違いなくツガイの女の子です…。(ノ_・。)


『うっ (´;ω;`)』
『(いたんだ…生きてたんだね…(ノ_・。) )』


こみ上げてくるものを抑えるのに苦労しました。

もう一羽の女の子が、こちら小橋のほうへ近づいてきます。
この直後、ファサファサと鳳凰のようなポーズで羽ばたきました。
残念ながら撮りそこねてしまいました。(ノ_・。)


女の子が小橋の方に近づいてきます。
小橋から30メートル位の位置で、
ファサファサと羽ばたくポーズをします。
そして、さらにこちらのほうへ…。



…ぎゃあっっ 
どこ触ったんだろう…写真モードに戻らない… (・_・、)
動画ファイルになっちゃってる…。
なんか、うまくいかなくて申し訳ありません… (>_<)
アップできたのかどうかわからない…
夜空のオタンコナスッッ (゚Д゚)



それはそうと、もはや完全に非言語の世界…。
万感の想いをこめて、この子を観察し続けます。(^^;)


どうやらこのツガイ、
ここのところまったく一緒に行動していない様子です。
なぜだろう…。


あれだけ仲がよかったツガイ。
まして人間とは違う、一途な白鳥たち。
そう滅多にケンカするとも思えない…。
Youtubeで、別れが近いツガイ
(例:片方が渡りで、春になると遠くまで旅だってしまうとか)
だと、残されるほうが素っ気ないそぶりをすることがあるとか
見た記憶がありますが、真相はわかりません…。(^^;)


テレパシーとか使えたら、この子たちに尋ねてみたい…。(^^;)


ともかく、6月17日の子は、
やはり女の子で間違いなかったと確信しました。


⑤7月7日~7月12日
ツガイがとにかく生きているとわかり、
これまでと少し違う安心感で湖のほとりに足を運んでいます。
しかし、足を運ぶも、白鳥の影も形もありません。
そして、気配もまったく感じません…。

『(もうこれが普通になっちゃったな…
 さびしいけど、ツガイが生きてるならまた会える…)』


様子を聞いた叔母さんは「倦怠期とかじゃねーかな(^^)」とか言っています。


⑥7月13日
ほったて小屋のそばで、草をハムハムしている男の子を発見しました。
『(おお…陸地にいる(^^))』


男の子を発見。
30度にもなる暑さの中、まさか陸地にいるとはまったく思いませんでした。
大丈夫だろうか…心配になってしまいます。


なにせ気温は30度の真夏日。
冬鳥の白鳥が活動しているとは思えない高温です。
ここ一ヶ月、陸地に上がっている姿をまったく見かけなかったので、
意外でした。


盛んに手を振ります。
『(…オイラがどんなに抱きしめたいかわかるかい…(^^;))』(※2)


男の子はこっちに気づきました。(^^)
しばらくお互いの存在を確認します。(^^;)
(もはや写真なんかすっかり忘れてました (°∇°;) )


しかし、湖の中とは違い、
陸地ではこちらに近づいてくることはありません。(^^;)


…女の子は姿を見せずじまい。
やはり、共に行動している様子はまったくなくなっています。


女の子がどこかで活動していないか、小橋のほうに行ってみます。
5分ほどいろいろ探したあげく、ほったて小屋のほうに戻ってきます。
もう男の子は姿を隠していました。(^^;;

「(今日は素っ気ないジイサンだな…)」

とか思ったでしょうか。(゜Д゜;)


以上、ここ一ヶ月の様子を振り返ってみました。
もちろん、いくらなんでも毎日足を運ぶわけがありません。(^^;)
しかし、2日に一度位は様子を見に
行っていたような記憶があります… ((((゜д゜;))))


それにしても、白鳥のツガイにここまで思いをはせる夜空…。
いや、これだけ愛らしいツガイなんだ。
基地外も、きっと夜空だけではあるまい。
他にも、この子たちに入れ込んでる同胞はいるはずだ。
きっと…。(^^;)



今回、長くなってしまったので、
①~⑥の目次を作りたかったのですが、
まだnoteの機能に習熟していないので、
文面だけになってしまいました…。(--;)


ツガイの行く末を見守り、永遠の幸せを願いつつ…。


ありがとうございます。<(_ _)>

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(※1)
ネタでもなく、本気で考えました。
人間の直感はどこまで信頼できるんだろう…。
やはり鍛え方しだいだろうか…。
(※2)
ジイサン…もぉ完全ビョーキだっつーの… (゜Д゜;)
ヘミングウェイに小説「老人と白鳥」でも書いてもらうべっ… (^^;;
それか雪の精霊さまに出てきてもらって
アタマを強制冷却してもらいなさいっ (^^;)

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