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オランダでの運転免許切り替え手順

こんにちは、hiroimonoです。
今日は日本の免許をオランダの免許に切り替えた際に少し手間取ったので、参考になるように注意点を含めて残しておきたいと思います。

流れはシンプルです。

1.日本大使館で免許証明をしてもらう(1週間後受け取り時に16€)
2.健康診断をWebで実施(41.5€)
3.市役所の窓口で申請(41.60€)
4.市役所でオランダ免許受け取り
5.日本免許の回収(日本大使館で約2ヵ月後)

(注意点は3点)
ー日本の免許でも185 日間は運転可能
ー交換している間は運転はできない(コピーなどで代用可の場合も)
健康診断宣言書が必要。


各項目は以下の通り。

1.日本大使館の免許証明


免許証とパスポートをもって窓口で申請書を記入。
1週間後に16€支払い、以下を受け取ります。


運転免許の証明

2.健康宣言をWebで実施(必須)


窓口担当者によって不要という昔のブログもありましたが、2022年11月時点で健康宣言書は必須です(3窓口担当に確認)。

健康状態宣言書はWebから質問に答えるだけで5分で済みます。
41.5€を支払って、3営業日以内にWebサイトに宣言書がアップされます。
僕の場合次の日にはアップされていました。

CBRホームページより抜粋


3.市役所で申請


各市役所のWebサイトから免許交換に関する手続きをみます。
ハーグ市の市役所はこのようになっていて、予約もここから入ります。
移住手続きの時とは違い運転免許に関する予約はカンタンに取れます。

予約日に健康診断書、免許証、証明書パスポート、写真を持参します。


写真
サイズはかなり厳格です。
たまたまサイズが合致するものが2種類(背景がブルーと白)あったので持参しました。しかしバックがブルーのものはダメで白背景のものはOKでした。

CBRホームページより抜粋

費用はし市によって少しずつ違うようです。ハーグ市は€ 41.60。
デビットカードか現金で支払います。(クレジットカードは不可)

実は窓口で30%ルール書面が必要だから出直すようにと言われました。
先述のチャートで確認可能ですが、Yes,Noで辿っていくとわかるように日本人は不要です。
この30%ルール書面が不要ということを知らない窓口担当も結構います。さらに日本人でも個人事業主であれば30%ルール自体非適応なのでどちらにせよ不要です。僕は2つ窓口担当にあたり2人とも日本が例外ということを知りませんでした。

僕も1回目は申請時に必要と言われ強く言い返せなかった為、出直す羽目になりました。行政が間違えるはずないと思ったからです。後日改めて調べて日本人は不要だと伝えたところ、しばらくはダメの一点張りでしたが上記チャートをもとに丁寧に説明したところさらに別担当に相談をして、最終的に「ごめんなさい私も同僚も前回の担当も間違えてました。お手間をおかけしたことお詫びします」と丁寧にお詫びを言ってくれました。

*30%ルールとは以下に該当する従業員に適用される優遇税制のこと。(以下に合致する場合受けられる)ので個人事業主の方は関係ありません。

・オランダに拠点を置く雇用主と雇用契約に合意した従業員
・オランダの有限責任会社(besloten vennootschap)を設立し、自分のB.V.の従業員になる個人

hiroimono体験

市役所で免許受け取り

申請手続きには5-10営業日かかります。領収書には、運転免許証を受け取ることができる日付が記載されていますので市役所で受け取ります。アポは要りませんので受け渡し窓口で身分証明をみせればOKです。

日本大使館で日本免許証の回収


RDWから日本大使館へ回って返還されます。通知が届いたら取りに行きましょう。約2ヵ月間は帰ってこないので、身分証明書として必要だったり免許更新が必要な場合はご注意ください。
本来は没収されるか日本へ返送される日本の免許証が、日本大使館の働きかけによって返してもらえることになりました。
日本大使館でパスポートを見せればその場で返却されます。


簡単ですが、以上です。
10年間は有効でEU圏であれば身分証としても使えるため、作っておいて損はないかもしれませんね。

それでは、拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
どなたかの参考になると幸いです。




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