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SDGsバッジ購入時のポイントを解説|本物と偽物の見分け方

先日、SDGsバッジについてのご紹介をしました。

SDGsバッジには、ステークホルダーからの印象やESG評価を上げるほか、『SDGs』の認知度アップに貢献することができるというメリットがあり、ビジネスパーソンを中心にSDGsバッジを着用する方が増えています。

noteでご紹介したオンラインショップ以外での購入を検討している方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、SDGsの基本情報を踏まえ、本物と偽物の見分け方を中心に購入時のポイントをご紹介します。

SDGsの基本内容をおさらい

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SDGs (Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2015年に開催された国連サミットで採択された『2030アジェンダ』の要となる2030年までの国際目標です。

✅SDGs (2030アジェンダ)の主な目的
・深刻化した社会問題を解消する
・持続可能な社会を築く(=サステナブルな社会)

『誰一人取り残さない』をテーマにした2030アジェンダを実現することを目的としているSDGsは、テーマの通り、世界中の人々を対象にした目標とターゲットで構成されています。

働き方改革やタバコ規制、教育無償化、プラスチック削減活動などは、日本社会にも大きな影響を与えました。

✅SDGsの目標一覧
・目標1「貧困をなくそう
・目標2「飢餓をゼロに
・目標3「すべての人に健康と福祉を
・目標4「質の高い教育をみんなに 
・目標5「ジェンダー平等を実現しよう
・目標6「安全な水とトイレを世界中に」 
・目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに
・目標8「働きがいも経済成長も
・目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう
・目標10「人や国の不平等をなくそう
・目標11「住み続けられるまちづくりを
・目標12「つくる責任 つかう責任
・目標13「気候変動に具体的な対策を
・目標14「海の豊かさを守ろう
・目標15「陸の豊かさも守ろう
・目標16「平和と公正をすべての人に
・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう

各目標の内容や目的を詳しく知りたい方は、是非ターゲットに目を通してみてください。全169個おターゲットを一読するのは大変ですが、私たちの生活に関連したものも多くある興味深いものになっています。

SDGsバッジのデザインは『ホイールマーク』|配色をしっかりと確認しよう!

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SDGsバッジに採用されているデザインは『カラーホイール』と呼ばれるもので、SDGsの17の目標を表しており、配色が決められています。

SDGsロゴ・アイコンのガイドライン

正規品んおSDGsバッジであれば、国連が提供しているカラーホイールが使われていますが、模造品(偽物)の場合、色の並びが違っていたり、カラーそのものが違っていたりするケースがあります。

商品詳細ページに国連に届けていることが記載されているのかをチェック

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カラーホイールを含め、SDGsロゴやアイコンを商用・資金調達目的で使用するには国連本部へ申請し、使用許諾を得る必要があります。

【資金調達目的】
資金調達目的での使用とは、SDGsを支援する活動の費用を賄うための資金の調達を意図する使用を指す。SDGsロゴ・バージョン2、SDGsカラーホイールおよび17のSDGsアイコンは、このような資金調達目的で使用できるが、その際には国連による事前許可と、適切なライセンス契約の締結を必要とする。

【商業用途】

商業用途での使用とは、SDGsをさらに広めるための営利主体による、または、商業的もしくは販促用商品および/もしくは製品における使用を指し、これは国連による事前許可と、適切なライセンス契約の締結によって認められることがある。

(引用:国際連合広報センター|持続可能な開発目標カラーホイールを含むSDGsロゴと17のアイコンの使用ガイドライン

SDGs関連のグッズを販売している企業のものは、商品詳細ページや企業ホームページに連絡済みであることをアピールする文言が加えられています。以下はその一例です。

✅阿蘇小国杉の暮らし
私共では2019年に国連本部へメール連絡の上、営利販売ではなく啓蒙普及を目的とし、利益を乗せずに製造から配送までの実費をご負担いただくことでみなさまにバッジをお届けしております。
(引用:阿蘇小国杉の暮らし

✅LOCAL PLANNING
弊社は 2017 年に国際協力機構(JICA)さまのご依頼を受けてこのバッジの作成をおこないました。(中略)安倍首相をはじめとする政府閣僚がスーツの襟に装着しているバッジは弊社が作成したもの
(引用:LOCAL PLANNING

ライセンス契約が必要なことから、SDGsバッジの作成はどちらかというと企業向けと言えますが、『阿蘇小国の杉』のように商用・資金調達目的では無い販売も多く見られます。

もし、商品詳細ページやホームページに国連に連絡している旨や政府関連・有名企業への実績の記載が無い場合は、問い合わせてみましょう。

【企業向け】大量生産な可能なSDGsバッジ製造メーカー『有限会社LOCAL PLANNING(ローカルプランニング)』をご紹介します

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出典:LOCAL PLANNINGスクリーンショット

LOCAL PLANNING(ローカルプランニング)は、国際協力機構(JICA)からの依頼を皮切りに、政府関係や大手企業などにSDGsバッジを製作している実績ある製造メーカーです。

基本納期は7~10日ほど。大量生産であっても1ヶ月程度のスピード納品をしているため、急ぎで大量に欲しい方も安心して依頼できます。

加工・サイズ・留め具の種類は豊富なバリエーションの中から選ぶことができるほか、一度に100個以上の注文をする方は特別仕様も選択可能です。

✅特別仕様の内容
・ゴールドメッキに変更
・裏面にシリアルナンバーを刻印
・裏面に文字を刻印

社章とのバランスを考えたり、スーツにピン穴を開けないようにしたり。好みの仕様でオーダーできるので、最適なSDGsバッジが手に入ります。

ピンバッジは安価に大量に作ることを前提としているとするLOCAL PLANNING。これからSDGsバッジを用意することを検討している方は、ホームページ下部にある見積りから問い合わせてみてください。

まとめ|正規のSDGsバッジを購入しましょう

今回はSDGsの基本内容と合わせて、SDGsバッジを購入する際のポイントをご紹介しました。

✅ご紹介した内容
・SDGsの基本内容と17の目標一覧
・カラーホイールの配色を確認する
・ライセンス契約や届け出の有無をチェック

せっかくSDGsに取り組みバッジを用意しても、それが偽物だったらモチベーションの低下に繋がる他、企業の場合は信用性にも影響します。

カラーホイールと言えど、バッジを製造している企業は独自のアイデアで個性を演出しているので、気に入ったデザインのSDGsバッジを見つけたら、ライセンス品かどうかをしっかり確認してください。

▼参考サイト
ノハム|SDGsのロゴを使う時の注意点について解説します
ノハム|SDGsのバッジはどこで入手できる?海外の購入先も紹介します!
ドラマソムリエ|SDGsバッジの本物と偽物の見分け方や値段!正規品はココが違う!


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