SDGsに取り組むことで、ステークホルダーからのイメージ向上や企業であれば、ESG投資による運営資金の調達も有利になります。しかし、取り組みを上手くアピールできていないケースも少なくありません。

そこでおすすめしたいのが『SDGsバッジ』の着用です。

SDGsバッジを身に付けることで、第三者にSDGsに取り組んでいることを、視覚から伝えることが容易になります。

今回は、SDGsバッジの入手方法について見ていきましょう。

◆SDGsとは｜2つの目的を実現するための国際目標

SDGsは、2015年に開催された国連サミットにて採択された『2030アジェンダ』に明記されている2030年までの国際目標です。

✅SDGsは何の略語？
Sustainable Development Goals：持続可能な開発目標

「誰一人取り残さない」をテーマに採択された2030アジェンダには、現代の深刻化した社会問題を解消すること、そして、持続可能な社会（＝サステナブルな社会）を実現することという2つの目的があります。

SDGsは、2030アジェンダの目的を実現するための目標です。

社会問題を解消し、人と環境が共存できる未来を目指すSDGsは、17個の目標と169個のターゲットで構成されています。

✅SDGsの目標一覧
・目標1「貧困をなくそう」
・目標2「飢餓をゼロに」
・目標3「すべての人に健康と福祉を」
・目標4「質の高い教育をみんなに 」
・目標5「ジェンダー平等を実現しよう」
・目標6「安全な水とトイレを世界中に」 
・目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
・目標8「働きがいも経済成長も」
・目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
・目標10「人や国の不平等をなくそう」
・目標11「住み続けられるまちづくりを」
・目標12「つくる責任 つかう責任」
・目標13「気候変動に具体的な対策を」
・目標14「海の豊かさを守ろう」
・目標15「陸の豊かさも守ろう」
・目標16「平和と公正をすべての人に」
・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」

▼ターゲットはコチラ

◆SDGsバッジを入手できるサイト～海外編～

〇国連開発計画

国連開発機構のSDGsバッジは、7.99ドル（2セット）で販売されています。

注文は英語のみですが、やり取りは基本的には無く、日本で多くの方が利用しているGoogleペイが利用可能なので、ハードルも高くはありません。

国連開発計画では、SDGsバッジのほかにも、SDGsに関連したファッションアイテムやインテリア雑貨などが購入できます。ビジネス・ホビーで使えるものも多数あるのでチェックしてみてください。

〇国連本部

国連本部のSDGsバッジは、丸みのある可愛らしいデザインが印象的。

10個セット35ドルで販売されています。こちらも送り先と支払い方法を入力するだけなので、英語のみですがハードルは低いです。

✅海外のオンラインショップでの入力項目の意味
・First name：名前
・Last name：苗字
・Country：国
・Postal code：郵便番号
・Prefecture：都道府県
・City：市区町村
・Address：市区町村以降の住所
・Telephone number：電話番号

◆SDGsバッジを入手できるサイト～日本編～

〇#joinsdgs（ジョインエスディージーズ）

クラウドファンディングにて誕生した話題のSDGsバッジです。

「安心して買えるおしゃれで価値あるSDGsバッジがほしい！」というコンセプトを元にデザインされた#joinsdgsのSDGsバッジは、真鍮で高級感を演出。社章よりも目立ってしまわないように小ぶりなサイズになっています。

2021年5月には販売累計1万個を突破。
ピンタイプとマグネットタイプが選べます。

1個当たりの価格は1,800円。
セット割もあるので、複数個購入の方にもおすすめ。

オンラインショップのほか、以下の実店舗でも購入できます。

✅購入できる店舗
京都宇治 茶和花
蔦屋書店熊本三年坂
梅田蔦屋書店
京都岡崎蔦屋

〇三藤株式会社

三藤株式会社では、企業をはじめとする一度に大量のSDGsバッジが必要となる方向けの販売と合わせ、楽天ショッピングにて個人向け販売も実施。

楽天では1個当たり748円～1,650円で販売されています。20個セットでは9,680円（1個当たり484円）と非常にリーズナブル。

それ以上の個数をお求めの方は、上記のリンクからの見積となります。

留め具は、マグネット・安全ピン・クリップの3種類からセレクトできるほか、エポキシの有無やサイズ変更も価格変動無しと良心的。ラインストーンを散りばめたオシャレなSDGsバッジも好評です。

ネクタイピン、ゴルフマーカーなど、SDGs関連グッズがいろいろあります。

〇有限会社ローカルプランニング

ローカルプランニングは、2017年に国際協力機構（JICA）からの依頼を受けてSDGsバッジを製造した実績のある企業です。主に多くの個数が必要となる企業などの団体向けに販売しています。

加工方法やサイズ、留め具の種類など、どこよりも豊富なオプションの中から仕様を決めることが可能です。

一度に100個以上のSDGsバッジを注文される方は、シリアルナンバーやゴールド加工、裏面への文字入れといった特別仕様をオーダーできます。企業やグループでオリジナルのバッジを着用したい方にピッタリです。

価格はホームページからの見積となっています。

〇小林木工所

https://shizuoka.marugoto.net/shop/mocco

金属製が多いSDGsバッジにおいて、木製にこだわりSDGsバッジを製造・販売している小林木工所。

小林木工所のバッジに使用される木材は、持続可能な森林を実現するための管理の一環として伐採した富士山のひのきの間伐材や端材です。

温かく柔らかい印象は木製ならでは。

官民協働のパートナーシップのもと販売されている小林木工所のSDGsバッジは1個880円とリーズナブルに設定されています。人気のバッジなので売り切れてしまうこともしばしば。

多くの個数を購入する方は、要相談となっています。

◆SDGsバッジは国連のガイドラインに沿ったものを購入してください

バッジに限らず、SDGs関連のアイテムには使用するにあたってのガイドラインが厳しく設定されています。

SDGsバッジは、17色が円形に並んだシンプルなホイールデザイン（カラーホイール）のため、国連のデザインに似せた非正規のものが多数販売されています。間違って購入しないようにご注意ください。

◆SDGsバッジを着用して取り組みをアピールしよう！

今回は、SDGsの基本内容と合わせてSDGsバッジを購入できるサイトをいくつかご紹介しました。

✅今回ご紹介した内容
・SDGsの目的と17個の目標
・SDGsバッジを購入できる海外のサイト
・SDGsバッジを購入できる日本のサイト
・ガイドラインについて

多くの企業が取り組むSDGsは、一般認知度も上がっています。

個人・団体を問わず、SDGsに取り組んでいる方は、活動内容・レポートの発信と合わせてSDGsバッジを着用し、SDGsに取り組んでいることをより多くの人々にアピールしましょう。

▼参考サイト
・AI研｜SDGsピンバッジはどこで買える？SDGsロゴおよびアイコンの使用について
・誰一人取り残さないSDGs media｜SDGsバッジの購入・入手方法｜正規品はあるの？付けるメリットは？