結婚について

 2020年、皇族の婚約者に対するテレビ報道などを聞いていると、他者の結婚話には横槍を入れていいにとどまらず、好き放題言って良い、プライバシーを無視しても良い、みんなの敵にしても良い、ということが分かります。

 法的に言えば、婚姻というのは財産について示すものです。
 財産の相続、分割などについて。
 法律にはお互いを労え、助け合えって書いていますが、金銭的にってことです。
 一方が生活に十分なお金を持っているのに、片方がご飯も食べられないなんてことは、結婚している以上認めないってことです。

 結局お金のことだから、本人たち以外、親族のみならずみんなが口を出していい、ということになっています。

 恋愛結婚というのは美しいことと考えられています。
 愛情を育み、将来を誓い、共に老いる、というような。
 自分の両親もそうだったと今まで思って生きてきましたが、単に横槍が入らなかった例に過ぎないのかもしれないです。
 相続する資産もない、引き継ぐ家系もない、日々慎ましく生き、許す限りでホビーを楽しむ良き人たちにとって、味方になってくれるものでは無さそうに思います。
 
 結婚をして果たして幸せになることができるのでしょうか。
 プライバシーを全て暴かれることと引き換えにできるほど尊いのかどうか。
 
 同性結婚なんかも、国や議員や自治体が横槍を直接入れているということですね。
 結婚がここまで苦行なのでは、国民に幸せはありません。

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