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HPVワクチンは「しこう」不足

春休みが始まり、現在は体を休めつつ、ずっと出来ていなかったTo Doリストを消化しています。

今日はその中の一つで、以前記事で執筆予定としていた私が思うHPVワクチンの副反応や問題点について書こうと思います。

直接副反応を起こしている物質やワクチンの製造過程等の専門的なところは詳しく分からないので、副反応を中心にまとめていきます。


HPVワクチンについて

まずHPVワクチンは、子宮頸がんの主なリスク因子であるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染予防を目的に作られ、日本ではグラクソ・スミスクライン社の「サーバリックス」、MSD社の「ガーダシル」の2種類が販売されています。これらのワクチンはそれぞれ、16.18型の2価、6.11.16.18型の4価に効くとされています。

今問題とされている代表的なことは、承認から接種までの流れが異常に早く、ワクチンの持続期間も不明のまま定期接種化されたこと。さらにリーフレットでの正しい情報提供も不十分で、積極的接種勧奨を一時控えることになった際も厚労省から自治体への通知は「国民に十分な情報提供が出来ないため」というものでした。

また、きちんと診察してくれる医師や病院が少ないうえに、詐病扱いされることもあります。救済も、必要な書類の記入を病院に頼むも断られたり、一定期間(約28日以内)に発症していない場合は判定不能となったりする場合が多いです。

上記のものはほんの一部で、実際はもっと多くの内容について議論が繰り返されています。今回は1番の問題点である副反応について掘り下げていきます。


副反応の特徴

まずもっとも問題視されている副反応ですが、自己免疫性の神経障害・自己炎症の症状を中心に、多様な症状が重層的に変化することが特徴的です。

これらはごく一部の例であり、実際にはもっと多くに症状が報告されています。赤字は現在も私に起こっている症状です。

私の場合であれば、頭痛や脚の疼痛は常時ありますが、日や時間によって痛む程度が変わり、朝は元気でも夕方には話が出来ないほどの痛みに襲われることがあります。さらに、光や音や匂い過敏、吐き気、月経痛、無気力という症状が加えられ、昨日元気でも今日どんな症状が出るかは分かりません。

この様な症状および経過の多様性は既存疾患では捉えきれず、これらはHPVワクチンによる過剰な免疫反応が引き起こす1つの疾患群として、「HPVワクチン関連神経免疫異常症候群(HPV vaccination associated with neuro-immunopathic syndrome)」略して「HANS」が提唱されました。

しかしこのHANSは世になかなか浸透しておらず、医師にそんな病名のものはないと言われることも少なくありません。


私が思う医師の仕事

先ほど述べたように、私たちの症状の多くは細かい時間で症状やその程度が変わります。また、痛みや高次脳機能に関わる症状が多いため、見えず分かりにくい症状が多いです。

痛みのような見えない症状な上に、検査をしても異常がないから詐病を疑うのはまだ分かります。しかし、医師の中にはHPVワクチンと聞いただけで歩けないのは演技だと言い出し、病気ではないと言うのは医師としてどうかと思います。これこそ科学的根拠を述べていただきたいです!

医師って一目見て虚偽を見抜けるような目を持っている人ばかりなのでしょうか?

患者の言動や表情からも総合的に症状の度合いや、症状の虚偽を判断するのが医師の本来の仕事ではないでしょうか。

最近は、患者の方を見ずにパソコンやカルテにばかり向かって話している医師も多いです。

患者が言う症状を既存の症状を照合し、病名を特定するだけが医師の仕事であれば、いっそロボットでいいと思います。今のカメラの顔認識機能は高度だし、間違いなくスムーズな上、休憩時間も関係ない分効率も良いでしょう。

また、既存ではない症状のものを速やかに研究者に情報提供するのも医師の仕事の一つではないでしょうか。

無理やり既存の症状に当てはめ病名をつける、そもそも病気ではないとし、データすら取ろうとしない。

これでは医療の発展は見込めません。


三つの「しこう」

物づくりは三つの「しこう」である
「思考」はどのようにすれば可能になるかよく考えること
「試行」は何度でも試し行い失敗を減らすこと
そうして「至高」の作品を作り上げる

これはある方に教えていただいた言葉で、今の私のモットーでもあります。

このワクチンはこれらの「しこう」が実行されたものなのでしょうか。

承認から接種までの流れの早さや、定期接種化するもわずか75日で積極的接種勧奨を控えることになっているあたり、「思考」の浅さが…

臨床試験では対象となる型のHPV感染および前癌病変の予防効果のみで、子宮頸がん自体の予防効果が確認されたわけではなく、さらにワクチンの持続期間も不明のまま定期接種化されていることからは「試行」の少なさが窺えます。

これが「至高」のワクチンなのでしょうか。

私には疑問に思えてなりません。

このワクチンを推奨した、している医師や国の意見よりも、私はワクチンの開発に実際に携わった研究者に今の現状をどう思うか聞いてみたいと思っています。


 




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