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【DONE】2022年3月にやったこと

こんにちは、町並すいこ(@machi_sui_)です。

先月はじめに「やりたいこと3つ」として目標を立てていました。(⬇️こちらの記事です!)

この記事では目標をどんな風に達成できたか、振り返ってみたいと思います。

1. 「町並すいこ」の名刺をつくる

こちらは3月内には完成せず、4月の目標に持ち越しになりました!

ひとまず現段階までの動きを以下に記録しておきたいと思います。

名刺をつくるにあたり、以下のことを行ってみました。

❶タイポグラフィの本を読む

1冊目

ノンデザイナーズ・デザインブック
ロビン・ウィリアムズほか マイナビ出版 2016 第4版

こちらの本は、前半部レイアウト/後半部タイポグラフィという構成です。
実はかなり以前に読んだのですが、忘れていることが多そうだったので今回再読してみました。

こちらの本では、約物や段落のルール、また欧文書体のカテゴリ分けなど非常に基本的な事項について述べられています。
タイポグラフィ学習の入口として有用な本でした。

ただし欧文のタイポグラフィへの言及がメイン、というか和文書体については補足のみなので、和文については別の本を読む必要があります。

2冊目

タイポグラフィの基本ルール プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック
大崎善治 SBクリエイティブ 2010

そこで次はこちらの本を読みました。

こちらは丸々一冊タイポグラフィについての本で、欧文・和文ともに基本事項が豊富に扱われています。
細かいルールが盛りだくさんで大変なのですが、都度実例の図が入るため非常にわかりやすいです。また書体選びや文字のレイアウトについても多くの知識を得ることができます。

非常に情報量が多く、まだまだ自分の中に定着させられていませんが、この本の内容がきちんとこなせるようになれば、一定のクオリティの文字組ができそうな気がしてきました。

❷優れた作例を調査してみる

以上の2冊でタイポグラフィの基礎(とレイアウトの基礎の基礎)を学習できたので、次にデザインのアイデアを集めることにしました。
国内外の優れた名刺デザイン、加えてショップカードやパッケージのデザインを色々確認してみました。

・グラフィックのみのインパクトある名刺
・無駄な情報が削ぎ落とされた余白の美しいシンプルな名刺
・ネジを締められたりチーズを削れたりと、名刺以上のことができる名刺

などなど非常に様々な名刺があって参考になったのですが、こうした作例を眺めているうちに、そういえば自分の中でコンセプトがしっかりと定まってないな……ということに気がつきました。

デザインは what (何を言うか) × how (どう言うか) の関係でできていて、良いデザインには良いwhat が必要だと以前習いました。
名刺ははじめからある程度 what が決まっているように感じていましたが、優れた作例を見るとそんなことはありませんでした。
はじめに目に入ってくる中心的メッセージは常に自分の名前である必要はなく、グラフィックやイラスト、名刺自体のシェイプや立体など、非常に自由でした。

作例を通して非常に様々な可能性を知ったので、レイアウト制作に取りかかる前に自分が名刺を通して伝えたいことは何なのか、もう少しコンセプトを練り直してみたいと思います。

スケジュールが少しタイトですが、できれば次回のイベントに合わせて完成させたいなと思っています。

2.触れてこなかった分野の本を1冊読む

統計学が最強の学問である
西内啓 ダイヤモンド社 2013

こちらの本を読んでみました!

統計学については全く学んだことがありませんでしたが、この本はそうした初心者も読者として想定されているため読みやすかったです。
※ただし後半部に関しては統計学の基礎を学んでからでないと分からない(のだろうな)という内容です。教科書的な勉強をした後にもう一度読んでみようと思います。

特に参考になったのが、データをビジネスに活用するためには正しいデータを収集し正しい方法で解釈する必要がある、という事実でした。
例えば、売上を伸ばすという目的のもと「視聴者数」「サイトのアクセス数」のような指標についてデータが収集されがちですが、商品の広告を目にする機会を増やすことと購入者・購入額が増えることに本当に関係があるのかは検討の余地があります。
広告が売上に寄与していることは、購入者と非購入者の違いが「広告を見たこと」だというデータがあってはじめて証明されるのです。
よって真に収集すべきなのは「購入者と非購入者の違いを正しく比較できるデータ」なのだそうです。

私は今までこの本の言うところの「安直でポジティブな分析」ばかりしてきていたことに気付かされました。
データを正しく扱える能力は問題解決のために不可欠であり、今後あらゆる分野において有用なのだと思います。
この本を通して統計学に興味を持ったので、今後も活動の合間に勉強していきたいなと思いました。

3.映画『ストレイ 犬が見た世界』を観る

先日無事に鑑賞することができました。

『ストレイ 犬が見た世界』は、犬と人が共存する社会の中で気高く生きる野良犬の姿を追うドキュメンタリー映画です。
「犬と人」というトピックに興味がある人に非常におすすめの作品です。

↓感想を別記事として投稿しております。よければご覧ください。


以上、3月の目標の進捗記録でした。
持ち越したものもあるので、4月も頑張りたいと思います!
お読みいただきありがとうございました。

町並すいこ

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