元気のない日にとにかく歩く

正月早々、落ち込むことが続いて、多分暴飲暴食も重なって
胃が、心が重くて久しぶりに朝起きるのがつらかった。

そんな日に、家族で公民館に行って、書き初めをし、
その足でリトルワールドに行ってひたすら歩いた。

寒いのが苦手だ。心まで寒くなる。
昔パパが娘と行ったときにあった衣装何点か着放題はやってなかった。
しょんぼり。こんなにたくさんある国の衣装を当日のノリで
決められるほど、私という人間は臨機応変にできてない。
(しかも衣装は有料。)
息子は入口あたりの展示で満足してしまったようで、歩きたくない。帰りたいと言ってる。

手に入れたスタンプラリー手帳の国を全制覇するには、一周しないと。
寒い…ひたすら歩く。見る。
娘は行く途中でお昼にマクドナルドを食べたしドリンクも飲んだのに
「喉乾いた…」を何度もつぶやく。

家族の誰も楽しんでないのではないか。
行きたいと言った私の心の温度が低い。
落ち込んでたし、寒いし、息子は帰りたがってるから。

だけれども、後半進むにつれて息子も私もイヤじゃなくなってきた。
寒いけれど、ひたすら歩く。
ちょうどいいタイミングでハリボのグミを購入したのもよかったのかもしれない。

朝にモヤモヤしていた心が、だいぶ整って通常運転に近くなった事を
感じた。

最後に韓国のスタンプを押して、
遊具の近くで楽しみにしていたカフェオレを自販機で買った。
つもりが出てきたのはブラックコーヒーだった。
それさえも「神様は私にブラックコーヒーを飲ませたかったんだな」と思った。
寒いかじかんだ手に熱いくらいの缶コーヒー。
最高だった。

冬キャンてこんな感じなのかな。なんて思いながら、
だんなさんと2人暮らしのときは、週末は旅行で山城か神社をまわって
とにかくとにかく歩いてたな。あの頃も私は多分、城や神社に興味があったというよりは、めちゃくちゃただひたすら歩いたあとのスッキリ感が好きだったのかもしれない。

とにかく歩く。大体一万歩くらい。
そうすると心が整ってくるのかもしれない。
私の場合は、だけれど。

4人で撮った顔出しパネルの写真がよかった。
前に私と息子はお留守番でパパと娘だけの思い出だったリトルワールド。
家族4人の思い出で上書きできた。
いや、別名で保存なのかな。

いつか、4人で民族衣装着て写真撮りたいな。

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