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タイムトラベルを見つけてしまったようである

なんと長い一週間だったろうか。喜怒哀楽がお得バリューセットかのごとくぎゅうぎゅうに詰まった一週間だった。

今朝起床して、まず思ったのはやっと金曜日…だった。5日がとても、ひたすらに、とにかく長かった。

どうやら感情は、時を旅するキーとなるらしい。

嬉しかったことの次の日は昨日のことがもう一ヶ月も前に感じられて、早くまたその瞬間が来ることを待ち望んで明日を見てた。

怒りに震えた日は、1日の単位が消失して、2日が1日になったような気分でいつまでも過去を見つめていた。

何もすることがないヒマな日は、ただその瞬間の暇から逃れることしか考えられず、逆に最も今と向き合っていた。

そして、悲しみに縛られた日はやはり、過去を生きていた。


これだけ感情によってタイムトラベルを繰り返したこの一週間は、それは本当に体感時間がながく感じられるのだった。退屈なつまらない毎日の連続が時をどうしたって早めてしまうのは、その幅でしか生きることができないからなのかもしれない。インターステラーの答えが愛だったように。時は心が超えるものなのかもしれないね。

心も肉体も消費した一週間はなかなかタフで辛かったけど、こういう刺激のある毎日を自分は望んでたんじゃないのかい?なんて自分のなかのほくそ笑む声が聴こえたりもする。

悔しいなぁ、人はいつでもないものねだりなのだ。平穏が少し恋しようなそんな気もする。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。自分の感情にセンサーを張るっていうことは主観と客観を同時に生きることになるようで、2人分の人生を生きるお得感があるかもしれません。逆に本当の心の声を見逃してしまうリスクもあるような気もしますが。


では、また明日。



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