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人生ではじめて名古屋に行ってきた!

はじめての国内旅行に一泊二日で一人で行ってきた。

海外は何カ国か行ったのだけれど、なかなか国内はめんどくさいなと思って行ったことがなかった。なんか国内って近場のくせに高いからイヤなんだよねぇとか思っていた。

そんな心境の中、行き先に選んだのは名古屋。
なんで名古屋かと言われると、特に理由はない。敢えて言うなら近くて安く、行ったことがないからと言うことになるだろうか。

実際、ぼくは47都道府県は行ったことがない県の方が圧倒的に多い。大阪すら行ったことがない。国内を旅行することで、何か得るみたいなことはないだろうと勝手に高を括っていた。

携帯の電波は繋がる、言葉は通じる、コンビニはたくさんある。何一つ、今の東京にいる現状と変化がない生活をわざわざお金をかけるってのはなぁと思っていた。

しかし、たった一人で、誰も話し相手がいない状態で、右も左もわからない街を歩くことは、それがたとえ日本であっても、とても楽しいものだった。

街の模様とでも言おうか、歩いている人、交わされている言葉、店の立ち並び、そういったものが今まで自分がみたことも聞いたこともないものであることはぼくに喜びをもたらすということを発見した。

iPhoneの歩数を調べたら、1日で26000歩も歩いていたので、おかげさまで足はヘトヘトだ。むくみまくっているので、非常に居心地も悪い。おそらくドーパミンがたくさん出ていて、気づかなかったのだろう。

さて、ここからは、簡単な日記として、記したい。

1日目

14:17 名古屋駅につく。新幹線で軽井沢ビール(白)のショート缶を飲んだことで軽いうたた寝をしてしまったこともあって、名古屋の空気はすごく冷たく感じられた。空は曇天のねずみ色1色だった。寒いし、暗いなと思いながらも「名古屋かぁ」と初めての土地にとにかく興奮していた。

とりあえず、宿に向かう。googleマップによれば、3駅程度だったので観光も兼ねて街を歩くことを決意する。およそ、20分くらいだろうか。予約した宿、レッドプラネットホテルに到着した。ホテルは海外観光客向けの内装で、名古屋の街の風景の白黒写真にアクセントカラー的に赤が一部に使用されている壁面デザインになっていて、モダンな印象を受けた。

部屋もテイストは一緒で、一泊¥3500と破格の価格にも関わらず内装は綺麗で、テレビも大きくてとても満足感の高い宿だった。

宿で15分ほど休憩をして、とりあえず名古屋に来たし、と名古屋城に向かうことにした。本丸御殿の部屋の障子が金色になっていてとても綺麗だった。どうして金色という色はこんなにも人を魅せるのだろう。

名古屋城は、なんというかテレビでみた通りで、おお、みたやつが実際に目の前にあるなぁという感想だった。お城の石垣ってとても素敵ですよね。

その後、名古屋にいる友人と20時より夕飯を一緒に食べれることになったので、それまでの時間つぶしで、一休みしたかったので、友人オススメの喫茶店に行き、あんみつを食べた。人生であんみつを食べるって実はしたことない経験だった気がする、黒あんみつがとても美味しかった。

その後、観光スポットらしい大須商店街に行ってきた。ここはとにかくたくさんのタピオカ屋さんと外人お土産用洋服ショップ、古着屋が立ち並んでいて、特に見るものもなくフラフラ歩いて終わった。

時間を潰し終えて、友人と久しぶりの再会を喜んで、どておでん(茶色のおでん)が食べれるお店で食事した。おでんよりも牛すじが美味しかった。その後、繁華街の立ち飲み屋に入って終電まで飲んだ。店員の金髪のおねえさんが気さくで良い方だった。

2日目

8時に起床。前日の飲み過ぎがたたり、二日酔いの頭痛に苦しむ。おまけにお腹も壊れて最悪の1日の幕開けだった。

9時、ホテルをチェックアウト。おかしくなった胃腸を抱えながら朝食を食べに、「コンパル」に行った。

エビフライサンドイッチ発祥のお店ということで、そのサンドイッチをいただいたがめちゃくちゃ美味しかった。たまごのふわふわとフライのサクサク、エビのプリプリ全てが最高だった。お腹は最高に壊れてたし、頭も少し痛くてぼーっとしていたけれどそれでも最高だった。濃いめのコーヒーが体に染みて美味しかった。

10時半ごろ。かねてより気になっていたサウナに人生で初めて行ってきた。ここで狂うくらいに汗をかいてデトックスをしたら、お腹と頭痛がなぜか全快になり、疲労も取れて、気分も上がった。

あとでわかったことだが、サウナ好き(サウナー)の方々からすると、聖地と呼ばれるお店だった。サウナ好きなら1度は行きたい名店みたいな。

ここのマイナス24℃のアイスサウナがすごく気持ちよかった。扉を開けた時は、風景込みで雪国そのもので焦った。サイト内の写真を見てもらうとわかると思う。え?こんな環境のの中で水に入るの?ってなる。

その後、サウナ効果でお腹ぺこぺこになったので、ひつまぶし発祥のお店に足を向けた。名古屋の電車が思ったより複雑で少し手間取ってしまった。なんとか到着すると、お店の前はすごい人で溢れていた。列をなしているわけでもなかったので、なんかの撮影かと本気で思った。

係の人っぽい人のところに行くと、名前と人数を伝える受付だけされて、50分後に戻ってきてと言われた。

余った時間をどうにかしたかったので、近くに熱田神宮という立派な神宮があるとのことなので、みてきた。おみくじを引いたら中吉で思ったよりも引きが良くて嬉しかった。最近おみくじって凶しか引いた記憶がなかった。

神宮内は、森林そのものでマイナスイオン出てるなぁとサウナ上がりで感覚が研ぎ澄まされているぼくは身体で感じ取っていた。

さて、時刻は1時半。待ちに待ったひつまぶし。これはもう美味しくてたまらなかった。瓜の奈良漬けも絶品で噛めば噛むほど味が滲み出て美味しかった。

おともに金しゃちビールという地ビールもつけた。少し苦味が強かったかな?ひつまぶしを考えた人にはなんか名誉な賞をぜひ授与したい。ただ思ったよりも量が多くて最後はフードファイトになってしまった笑

以上、ぼくの名古屋旅だった。終始食い倒れていただけだった。でも何もかも楽しかった。思ったよりも国内旅行は楽しい。

また、一人でふらっとどこかに行きたいなぁ。


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