広島のお好み焼きは超ハイカロリーとお思いのあなた、ノンノンノン（いや、YESだが）！ついに「低糖質 広島焼き」のお店ができてしまったんですねぇ〜！（もはや全く日記じゃない）

広島で最もよく通っている珈琲屋さんは「若草コーヒー」なのだが、そこの佐々木ご夫妻と愉快な仲間たちとで西国街道にある「あたご屋」さんへ。低糖質の広島焼きとついに出会ってしまったのである。

低糖質と言っても腹十二分目（それだと腹の外に出ちゃってる）までたらふく頂いて1000円未満。あゝ広島の物価が怖い！有難いけれども怖い！幸せってプライスレスなのだなっていう典型例であろう。

鉄板焼き屋さんのナポリタンというのがまたべらぼうに美味しく、スパゲティーではなく焼きそば方面の麺を使って仕上げてらっしゃる。とにかく塩分も味も濃すぎるこんな世の中じゃポイズン for ヘルシーバディなのであるが、薄味育ちの私には全皿ジャストフィットでジャストミートだった。卵焼きは母が作ってくれていたお弁当の卵焼きとほぼ同じ味付けだった。
（あたご屋さんの名誉の為に、うちの母、料理はかなり上手だったと思う）

極め付けに食後に喫茶店レベルのコーヒーがフレンドリープライスで飲めて、デザートもビーガンだったり低糖質だったりと、もはやお好み焼き屋さんではなくカスタマーサービスか？夢の国お好みランドか？

私が頂いたデザートは米粉のレーズンサンド。こちらもあらゆる"味（み）バランス"が完璧でLOVE & PEACE...
誰がお好み焼きさんに行って、最高級の喫茶店レベルのデザートが食べれることを想像するだろうか。

通販して下さるなら四方八方へ贈り物もしくは差し入れとして送りつけたいクオリティだったが、野心に燃えてもなければマニーへの執着も希薄そうな麗しき方々からは「通販とかもやってなくて、ケーキは娘が作ったやつで、レーズンサンドは娘の友達が作ったやつです」との返答を頂戴した。

なんとまあ見習いたい欲のなさ！少しは私の強欲さとちゃっかりさをお裾分けしたいくらい勿体無い気もした。

当方ドライフルーツの大半が苦手で、その中でもレーズンはウッとくる糖分過多感が好きになれない。（のにレーズンサンド頼んでしまうみたいなとこある）
生クリーム大好きなくせに糖分過多とかうるさいって話なのだが、生クリームひとつとってもこだわりはある。

こちらのオーガニックレーズンはコーティングがされてない自然のままのものらしく、一切の過剰さが見当たらなかった。味の濃淡もお見事な神バランス（世武調べ）。私が大富豪の権力者ならば力づくで買い占めたであろう（いやそれ最低の権力者やん。権力なくて良かったわ）。

あとは、昨日カメラを買わなかった事がやはり悔やまれ、カメラマンのリリンシに執拗に連絡をしたことも記しておきたい。あれはどうだ、これはどうなんだとうるさく相談した結果、「明日大型家電ショップに行ってみます？」との提案を受けた。
彼女からしても、そんなウザい連絡を大量によこされても現地でさっさと手際よく捌きたい、だろう。

そういえば最近寝不足が続いているからか、言葉がすっかり出てこない。「捌く」という単語を引っ張り出すまでに、何かもやもやした数秒を過ごした。これはコロナの後遺症的なものであろうか。またはワクチンの陰謀か。健忘症か。外国語との触れ合いの時間が増えて、日本語すらままならなくなっただけだろうか。

いずれにしても、明日が楽しみだ。

あ、そうだ。中古のポータブルレコードプレイヤーをピンクレディのレコード付きで購入したんだった。
あたご屋さんの卵焼きの味ほどではないが、ピンクレディの増田惠子さんは少しうちの母に似ている。