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実は副業で成功している人なんていないんじゃないか説 #ブラックな本音


おはようございます。

#KENMAYA です。

今日はTwitterで
#ブラックな祭り
が開催されるそうなので、思っていてもあまり普段は言わないようなことを書いてみたいと思います。

題して「実は副業で成功している人なんていないんじゃないか説」です。


1.そもそも副業とは?


副業とは、本業とは別に生計を立てていくために収入源を増やすことです。

つまり、本業があってはじめて副業が成り立つわけで、
副業だけで生計を立てている(!?)人はそれが本業というわけです。
( ↑ Twitterでは結構見かけます。謎です。)


2.本業を上回る収入を得る副業


これは、大いにあると思います。

副業として展開していた事業が軌道に乗り、
本業を上回る収益性を確保できる
ことです。

この場合、本業に割くリソースを副業に振り分けることで、
副業の収益性をさらにアップさせることができるかもしれません。

逆に言ってしまえば、副業を本業化し、本業を副業化するわけです。


3.ん?そうすると…


副業の収益性を上げるために副業に注力することは、
副業の本業化と言えるわけですから、副業ではなくなります。

つまり、本業のリソースをそのままに、副業で大成功を収める人はほとんどいないんじゃないか、という仮説です。

人間誰しも不労所得というものに憧れがあります。

家賃収入、株式配当、その他権利収入、これだけで食べていけるのであれば、あくせく働く必要もなく、1日中食っちゃ寝していても見咎められることもなく、悠々自適な生活が送れると言っていいでしょう。

しかし、不労所得と副業は似て非なるものです。

副業には「業」と名前が付くぐらいですから、なんらかの生産活動を行っているわけです。
サラリーマンをしながら、コンビニの夜間バイト。これも立派な副業です。
ですが、コンビニのバイトで大成功とは言えないでしょう。

つまり「副業を勧める」ことは、「副業を勧める側」に何らかのメリットがあるからに過ぎません。


4.例えば経営者側から


例えば経営者側から雇用者へ「副業」を勧める場合、
「この仕事では大して稼げない、もしくは稼げなくなる(給料が下がる)から、他で食える仕事を探しなさい。」という本意があります。

経営者としては、無限に付加価値を創造し、どんどん利益を上げられる従業員に「副業」を勧めるはずがありません。
「あまり使えないなぁ」という社員に対して、「副業」を勧めるのが本音でしょう。


5.例えばネット上で


例えばネット上で、「オススメの副業!」等と銘打って「副業」を勧めてくる人がいます。
「働き方に対するコンテンツ」何度目にしたことか…。

(そもそも「働き方に対するコンテンツ」ってなんですか。ぶっちゃけ意味が分かりません。)#ブラックな本音

それは有料コンテンツを買わせる「副業」への誘導に過ぎません。
よく考えてみてください。競合相手のたくさんいるところへ、同じことをして稼げる人がいるでしょうか?

答えは100%ありえません。

100%です。

真似できないこと。誰もまだ手を付けていないこと。みんなが白だと言っていること。これに対してチャレンジしていくのが「ベンチャー」であり、本当の意味での「副業」なんです。


6.副業の甘美な響きに騙されちゃいけない


副業で月収○○万円!有料コンテンツ販売で○○○万!

ネットにはこういった人たちが多くいて、
実際に稼いでる人もいるでしょう。

でも、それはまだ着目されていない分野だったからこそ、「稼げた」という過去のお話に過ぎません。真似する人がどんどん現れれば、急速に市場は飽和状態となり、稼げなくなります。当たり前のことです。

稼ぐためには、本当の意味でビジネスを理解する必要があります。
サラリーマンとして働いている方は、なぜ自分の給料が毎月決まった形で振り込まれているのか、あまりその仕組みを知っている人はいません。
そして知ろうともしないのが事実です。

サラリーマンとして、安定した収入源のある方は、本質的には「権利収入」に近いものなのです。
「社畜」などと揶揄されようが、サラリーマンの強みは「固定給」です。
よほどの理由がない限り、会社は固定給を削減することはできません。

脱サラして成功する人は極僅かです。
脱サラして借金してビジネスをはじめる、なんてわたしから見たら正気の沙汰とは思えません。


7.本当の副業の始め方


ほとんどの方が同じ答えを出すであろう、副業の始め方です。

それは「物販」です。

現在、わたしが主軸に置いている事業でもあります。
わたしの場合は少し特殊ですが、「モノを作って、ブランディングして、売る」というやり方をしていますが、いわゆる「転売」や「せどり」をはじめとした、「メルカリ」や「ラクマ」での中古品販売、「ハンドメイド品」や「オーダーメイド品」を「Creema」や「minne」での委託販売。

これらが最も簡単かつ無借金で始められる副業です。
そしてなおかつ「セルフブランディング」の勉強にもなりますし、資格やスキルも勉強しながら成長できます。
SNSを有効活用できるのも大きなメリットです。

デメリットとしては「忙しい」ことです。
ある意味、全部自分でやることは、それだけ自分の時間をあらゆるメディアに割くことであり、気付くと会社を経営するレベルにまでなっていることがあります。
ここまで来たら、法人化してしまった方がいいでしょう。
コンサルや広告宣伝を費用として計上し、それ以上に売上や利益が見込めるのであれば、事業化するのがベターです。


もうひとつの選択肢が「ココナラ」や「ランサーズ」などのフリーランス業です。

特定のスキルや希少価値の高いスキルをピンポイントで売る副業です。

これもスキル持ちにとっては、ノーリスクで始めることのできる副業です。

ですが、これはみんな同じことを考えているので、
ぶっちゃけ過当競争化は間違いないでしょう。

かけた時間分の報酬が得られるのは、かなりハイレベルなスキル持ちでなくてはならず、おそらくそんなレベルの人は「ココナラ」などで副業をせずとも本業として生計を立てられるレベルの人でしょうから、安売り合戦になっていくでしょう。


8.最後に


本当は思っていても口に出せないことは多々あります。

わたし自身、自信を持って稼いでいるとは言えません。

同年代よりは金融リテラシーがあり、引きこもりがちであんまり散財しないタイプなだけです。
決してメンタルが強いわけでも、学があるわけでもありません。

ただ漠然と毎日を過ごすのに恐怖心があること。
とにかくひとつでも物事を形にしていきたいこと。

わたしが何かの原動力になっているのはこの2つだけです。

よく考えてみれば、当たり前のことかもしれません。
みんな日々そうやって生きているのかもしれません。

しかし、うつと診断を受ける前のわたしには、何も見えなかったんです。
将来も未来も希望も持てなかった。
でもそんな私でもネットを基点としたビジネスの構築に一歩ずつですが、スタートラインに立ててきています。
大事なのは「続けること」です。
反応がなくても売れなくても「続けること」。
Twitterでも最初、顔写真載せるのは勇気がいりました。
でも逃げ道を塞ぐため、背水の陣の覚悟ではじめたことです。


努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる。

                            鴨川源


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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