涙がこぼれました。稽古から帰る途中、自転車に乗りながら。ああ、始まってしまう。ああ、ああ、ああ、終わってしまう。稽古期間、本番が終わったって、なにも失うわけじゃありません。大切な時間は蓄積されて、わたしを創って、これからに繋がります。だけど私は究極のさみしがり屋なので、この時間が来週からなくなることが少し怖いです。

顔合わせから約半年間。たくさんの人が力を貸してくれました。優しくしてくれました。助けてくれました。私は自分に本当に自信がないので、こんな奴になんで優しくしてくれるんだろう、なんで手を差し伸べてくれるんだろうと疑問に思ってしまいます。そんな価値ない、愛をもらっても返し方が分からない、なのに、なのに、と病んでしまったりもします。それでそんな気持ちを書いたLINEを深夜に送ったりする、本当にめんどくさい人間です。

「不安かもしれないけどリスペクトしているよ」「本気なのが伝わるから手を貸すよ」「あなたの周りが優しいのはあなたが周りに優しいからだよ」

でも、そんな言葉をくれました。私は高校の頃に心を壊し、それから誰とも上手くやれず、私はなんてだめなんだ…そう思ってずっと生きてきたのでこんなにも嬉しい言葉をもらって、稽古場でもわたしの書いた本を全力で演じてもらって、幸せすぎて、幸せすぎて、これもやっぱり不安になります。自分はそんなことされるべき人間じゃないのにと。

でも、自分を下げてばかりじゃ、支えてくれる人に失礼なんじゃないかと思い始めました。私のことを信じて、ついてきてくれたみんなに、ついてきてよかったと、企画に参加してよかったと思えるように小屋入り後は堂々としたいと思います。

今日までに私についてきてくださった役者さん、スタッフさん、本当にありがとうございます。だいすきです。

こんな本当にめんどくさい私が書いた作品を上演します。観に来てもらえたらとっても嬉しいです。心からの、精一杯の気持ちを贈ります。お待ちしています。

予約フォーム⬇️
https://www.quartet-online.net/ticket/usacreate1

詳細ツイート⬇️
https://x.com/uuusacreate/status/1709168714627825999?s=46&t=y--jz48bJnMqf7cYOv3iuQ

フライヤー⬇️