見出し画像

noteサークル『デザインブ』運営1周年を迎えて

私ことセッジが運営する、
デザイン・イラストコミュニティ『デザインブ』は2020年7月にスタートし、もうすぐ1周年を迎えます。

私は過去にとあるアプリケーションのユーザーコミュニティを運営していた経験があります。
その時もかなり手探りで運営していましたが、メーカー企業からの後援もあってなんとか運営できていました。

特に人集めの面ではとても助けられていた亊を覚えています。

デザインブは「デザインを学びたい人たちの部活動」のため、そういった後ろ盾があるわけでもなく、全てがゼロからのスタートです。

勉強会ではIllustratorやPhotoshop、AfterEffectsなどをメインにしていますが、あくまでもこれらのアプリが事実上の業界標準であるためです。
Adobeさんからの支援は特にありません😅

はじめた頃は『noteサークル』というサービスも始まったばかりだったため、必要な情報は公式からのモノしかありませんでした。

もちろん人集めもゼロからです。

いまでも『デザインブ』は、やはり人集めが難しいのですが、入部して内容を知って貰えると概ねご好評を頂いています。

さて、今回の記事はデザインブについてというよりも、
その拠点ともいうべきサービス、note株式会社が提供する「noteサークル」を1年利用してみた感想です。

世の中のサービスというものは、必ず利点・欠点があるものですが、使ってみないとわからないですよね。

その実体験からわかったことをまとめてみました。

noteサークルの利点

オンラインコミュニティは数え切れないほど存在しますよね。
そしてそのコミュニティが有料だとしたら、集金システムが必要になります。

その集金システムをどうするかといえば、自前でなんとかするか、集金システムサービスを利用するか、のどちらかです。

コミュニティが数え切れないほど存在するように、集金システムも数えきれないほど存在する。

その中でなぜ「デザインブ」はnoteを選択したのか。
noteサークルの利点について挙げてみます。

◼note運営企業を信頼している
noteサークルというサービスを提供している企業は、note株式会社(株式会社ピースオブケイクから変更)といいます。

プロのクリエーターが有料でコンテンツを販売するcakes
プロもそうでない人も自由に有料・無料のコンテンツを公開できるnote

この2つを主体としたサービスを提供しています。
いくつか炎上した案件もあるようですが、私はおおむね信頼しています。

理由としては、一時noteでも横行していたややタチが悪い「情報商材」がほぼ削除された亊です。

一時は「◻◻して月1○○万円稼ぐ方法」だとか「SNSでマネタイズする方法」だらけの時がありました。

noteの主旨は「つくる、つながる、とどける。」です。
お金や稼ぐこと、というのはもちろん大事です。

例えば「◻◻を作って稼ごう」ならまだ判るのですが、
「稼ぎ方」だけが目立ってしまうと、このnoteの主旨からは大きく離れてしまうでしょう。

こういった問題に対してnote運営は浄化する判断を下し、このような記事はnoteではあまり見かけなくなりました。

もちろん世間(や行政)からの目というものもあったのかもしれませんが、健全であろうとする姿勢は大事だと考えています。

◼お互いの個人情報を知る必要がない
これは、最大のメリットだと思ってます。

自前で集金システムを用意したとすれば、銀行にしても、クレジットカードにするにしても、お金を受け取るためには会員(お客様)の個人情報を知る必要がありますよね。

集金サービスを提供している企業もいくつかあります。
直接運営者が個人情報を知る必要がないモノも多くあるでしょう。
ただ、あまり知られていない企業だと、入ろうとするコミュニティが素晴らしいモノだったとしても、ちょっと登録するのは躊躇しますよね?(私はします)

コミュニティ運営者からしても、正直を言えばあまり他所様の個人情報知りたくないのですよね。
個人情報を知るということは、しっかり管理がしないとリスクの元になりますから。

noteサークルに登録するには、note会員になる必要があります。

note株式会社が万人に知られている、とはさすがに言えません。
ですが、2020年の5月の調査ではアクティブユーザーが6300万人となった、という情報から、一定以上の知名度はあると考えています。

一定以上の知名度がある企業が間に入ってくれるのであれば、どこの誰とも判らない私のような個人や、そうでない競合他社よりも安心して登録できると考えています。

noteサークルの欠点

世の中でデメリットの無いサービスってあるでしょうか?
何かないかな…と探ってみましたが、ちょっと思い浮かびませんでした。

個人的にはnoteサークルは良いサービスだと感じていますが、欠点も結構あります。

こちらではnoteサークルの欠点というか、改善(カイゼン)して欲しい点を挙げてみました。

◼掲示板が使いにくい
noteサークルを作成すると専用の掲示板が用意されます。

私も過去いろんな掲示板や、SNS内のグループを使ってきた経験がありますが、noteの掲示板はちょっと褒めにくいです。

ストレートに言えば他の掲示板と比較すると「使いにくい」です😅

noteの掲示板はイメージ的には大きな掲示板の中に、個々の話題(スレッド)があるという形式です。

スレッドは複数(無制限?)に作ることができますが、視覚的に把握しづらい構成になっています。
そのため、メンバーさんたちからは「どこに新規投稿があるのかわからない」「返信はどこにつければ良いのかわからない」と良く言われます。

DiscordやSlackのようにサイドメニューがあって、そこに新規投稿の有り無しや、自分に対しての返信があるかどうか判ると良いのですが…。

それこそDiscordやSlackを使っているサークルもあると思いますが、できればなるべくnoteだけで完結させたいところです。

また、掲示板には文章以外に静止画も添付できますが、動画や音声などは添付できません。
この辺りも限定コンテンツとして見せられるようにして欲しいと思ってます。

◼会員管理の融通が利かない
デザインブの場合最低月額会費は500円ですが、
「実態がわからないと500円だとしても払えない」という心理の壁が働くのは判ります。

その壁を超えるだけのセールストークができていないからだ、という考え方もあるでしょう。

でも私としては「このサークルで何が学べるか」という事についてあまり誇張したくないという思いもあります。

その意味でいうとnoteマガジンのように初月無料という仕組みなどが欲しいところです。

それから、一緒に運営してくれる人などを誘う場合は無料にする事もできるのですが、もしその人の都合が悪くなり退会する亊になった場合、本人が退会処理をしないといけません。

運営者側で退会処理をしてしまうと、二度とそのアカウントはサークルに参加できなくなる仕様になっているためです。

さすがに、そこまで重い処置はしたくありません。
「どうしてもこの人は…」という場合はブロックだけで対応できるようにしてほしいモノです。

クレジットカード会員しか入会できない
noteは文章や画像、映像、音声といったコンテンツが販売できるサービスです。
これらはクレジットカードやキャリア決済が可能です。

noteサークルの場合は、クレジットカード決済にしか対応していません。

多くの人がスマートフォンやPCを使う時代に意外かもしれませんが、
クレジットカードは持っていない、もしくはクレジットカードを持たない主義の方もいるんですね。

noteサークルは毎月更新していく、いわばサブスクリプションですので、決済の利便性というところでクレジットカードのみを選択しているのかもしれませんが。

でも、それだとクレジットカードを使える人しか入会できなくなってしまいます。

noteマガジンも月単位での課金ですが、こちらはキャリア決済も可能なようですので、サークルについても対応して欲しいと思っています。

最後に

…というような感じで、利点・欠点をまとめてみました。

なんとなく、利点より欠点の方が文章量が多い気がしますが😅、
欠点として並べたコトはそれが悪い、というよりも「改善して欲しい要望」だったりします。

それに個人的にはその欠点よりも利点の方が上回っている、と感じています。
だからこそ1年間もnoteサークルでやってきたわけですしね。

note会員であれば誰もが作ることができる「noteサークル」
もしあなたもオンラインで仲間を集めたいと考えるなら、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

最後にもう一度、私が運営するサークル『デザインブ』についてもう一度ご紹介させていただきますね。

デザインブはデザイン・イラストコミュニティです。

✅デザインやイラストを学び始めた方。
✅今現在デザイン系のお仕事にされている方。
✅デザイナーと繋がって仕事を依頼したい方。

デザインやイラストの方法論は、今の世の中探せばいくらでも出てきますが、それだけではできないのが「フィードバックを受ける」コトです。

完全な独学ではあなたの作品から、伝えたいコトが伝わりやすいか知るコトができません。

一般公開する前に作品を発表したり、モノ作りの悩みを共有したり、そういった場所が必要と考えます。
学校に通うのも1つの解決策ですが、社会人ともなるとなかなか難しいですよね。

デザインブがなぜ敢えて【部活動】なのかといえば、
『教える』としても「先生と生徒」ではなく、「先輩と後輩」という関係だからなのです。

必要なスキルは教えるけれど、それをどう扱っていくかは本人次第。

それをデザイナーやイラストレーターという職業として使っても良いし、別の仕事中だったり、生活の中でだって使うこともあるでしょう。

デザインはデザイナーだけが行うコトでは無いので…!

新入部員、随時募集しています!
先輩方も歓迎してくれますよ!


デザイン・イラストを楽しむ全ての方へ デザイン・イラストサークル『デザインブ』メンバー募集中❗ https://note.com/sedge/n/n2307d949232d