私の憎しみで出来たこの世界

憎み、いたぶり、殺そうとするどす黒い欲望の中

私はとても狂ってしまい、一人でこれらのものを見て
一人でここを出ることなどできない

教え、手を引き、導いてくれるあなたがいなければ

素直に泣くことさえもできなくなってしまった私の愚かな病

あなたを殺したいと言って震え
狂っていく私を、あなたはどんな目で見ていたのかな

私はあなたの罰を怖れ、闇の中に落ちていった

そして、そんな自分をほくそ笑んで見ていた

光の見えない場所で
乾いてひび割れた心を抱えながら

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

病みつきになってしまった私を

それでもあなたは赦せると言うの？
全てが幻だと…

こんなにも狂ってしまった私を
あなたはまだ愛していると言えるのですか？

今でも、私だけを特別に愛して欲しい…と願っているような私を…

こんなにも汚れて、狂ってしまった私を…

‥‥‥‥‥‥‥‥

私は闇の中で見ることができず
自分が何をしているのかさえわからないけど

法は、そんな私の狂った願いを叶え続ける

私とあなたは同じだから

あなたはそんな私の狂った願いでさえも咎めることはない…

私は、私の本当の願いを思い出すことができるかな

この夢の中で

自分をいたぶり、殺そうとする錯乱した夢の中で

あなたと一緒に笑っていた本当の私の願いを

‥‥‥‥‥

私は一人でここを出ることなどできない

あなたが一緒じゃなければ

私とあなたは永遠に離れることはないのだから