就活日記10 色々あるけど自分の感性が正義だって話

今日も落合さんの話。ネタがないって訳じゃないんすけど、話のきっかけとしてすげー便利なんすよねこういう動画!

この動画で落合さんは「人間は練習しないと美味しいものを美味しく感じられない」という事を言っています。
オーケストラ、油絵、日本酒。モノは修行しないと良さが分からない、それが文化だと。

本当かよ~~って話ですよね。良いものは良いだろ、不変の美は存在しうるんじゃないかって。僕もそういう人でした。

けど前にも同じ議論をしたことがあって。
僕の友達に、東京芸大に通う友人がいます。言ってみれば、芸術版東大ですね。その友達が同じ事を言ってました。

「日本は芸術に関する教育が殆どない。だから素人でも分かるような写実的なものが評価されやすい。食べていくために海外に行く人も多い。」

そのときは「いやでも分からない物は分からないし・・・」とか僕は思ってましたし、それでいいとは言われましたけど。

よく分からないと思うので、参考リンクを二つ張っておきますね。

世界が認める芸術家【村上隆】の摩訶不思議ワールド

Gallery

どっちも知り合いとかではなく、適当に調べて来た二人なのですが。
多分僕ら素人目で見れば、下の方が上手い、と感じると思います。

いや両方プロなんで勿論甲乙つけ難いとは思うのですが、少なくとも「上の人の方が絶対上手い。下?いやあ上でしょ絶対。分かってねえな~~」
とかいう人はほぼいないと思うんですよ。でも評価は間違いなく上の方が高くて。世界と国内ですからね。

もう一個、哲学の話もしましょう。ここのサイトから引用しますね。

 最後に“真”である。“真”とは法則性であり、“真”を理解するのは“知性”、あるいは“理性”である。
 “知性”をもつのは人間であるが、それはかぎられた“知者”だけだ。つまりは凡人には、学問的な論理は理解できない。
よって“真”とは“知性”により認識される真理であり、また同時に、“真”の理解こそが、哲学者と常人を分けへだてるものである。
 つまり〈真・善・美〉の内容は、順番に述べれば「哲学的真理」、「常識的真理」、「感覚的真理」となる。

詳しくはリンクを見てもらえればと思いますが、〈真・善・美〉という三つの概念が存在します。そのうち「真」を見分けるには、知性が必要だって話なんです。

まさしくそれは上の例で、教養がなくて絵を理解出来ないのと同じなんです。

で。


ここまで書いておいてあれなんですけど、その上で僕が言いたい事は


「分からない物は分からない」


ってことなんですよ。開き直る、って訳じゃないけど。

貴方の周りで誰かが「良い」と言ったものがあって、それを貴方が理解出来ないとしても。無理に理解する必要はないんです。

もしかしたら貴方の勉強不足かもしれないし、逆に相手のセンスがまだ磨かれていないのかもしれない。でもそれが全てです。

所謂「真」というものはあるのかもしれない。でもすぐに理解出来るわけじゃないんです。
一番上の動画でも言われてる通り、その分からなさを言語化して。自分の良いと思うものを言語化して。少しづつやるしかなくて、それはすごく地道で大変な作業だと思います。

高いオーケストラが分からなくなって、生きていられるんだから別にいいんですよ。格付けチェックで分からなくたって死なないんですよ。

僕も未だにお酒の美味しさが分かりません。あんなの苦いし体に悪いし...ってずっと思ってます。それを「何で分からん???」って思う人もいるでしょう。

ただ「勉強して分かる良さ」というものが存在するだけなんです。
知りたければ勉強すればいいし、興味がないなら適当に流しておけば良いんです。

自分の事を常に肯定しましょう、って話なのでした。
批判してくる人はたくさんいると思いますが、そんなん無視です。自分と合う人だけ仲良くしていきましょう!!!!!!

今日はここまで。以下なげせん!

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