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【はは旅】秋の高尾山にオカンとふたりで行ってきたって話

最近運動してないなーと思い
母とふたりで高尾山に行ってきました。

ツアーでの登山です。

久々の高尾山。
かつて友人と山頂で深夜の飲み会を
敢行した時以来になります。

https://www.takaotozan.co.jp/course/

今回は左端の稲荷山コース。

今までは6号路を登っていましたが
このコースははじめて。
6号路の経験が活きるか。

いざ、登山開始!


時刻は12時半。
インストラクターが先頭の下、
階段と平坦な道を繰り返しながら
進んでいきます。

コロナ禍の間に新しい階段が要所要所に
設置されました。
めっちゃ楽です。

休みを多めに取ってくれたので
呼吸とか身体に負担がかかりません。

休み休み進むって大事。
山登りって自分に負担がかからないように
歩いて良かったんですね。

中学時代のナイトハイクは
ほぼ休憩がなかったので、
あんまり良くなかったのかもなぁ、
と再認識。

休憩の時、母が酒饅頭と……
スナックをくれました。
ここまで登ったカロリー消費がパァ👐です。

リンドウの花。稲荷山コースにて。

そして2時間ほどのち……

山頂に到達!

人がいっぱい!特に外国の方が多いです。
まるでディズニー以上の、
大きい神社の初詣のような混み具合で……
人気なんですねぇ。

山頂からの景色はこんな感じ。

今年は夏がとても長かったので
10月下旬ではまだ紅葉は
ほとんどありませんでした。

それでも端々で色付いている木はあるもので、

撮りようによっては一面の紅葉に。


ムササビウォッチング

夕方になって薬王院の方へ移動。
日が暮れるまで待って、
ムササビウォッチングの開始です。

インストラクターによると、
ムササビは雌のみが縄張りを作り、
幾つかの巣を転々としているそうです。


3箇所ほど目星をつけていたようで、
薬王院の屋根に開いた穴に
潜んでいるらしく。

いや、そんなにすぐ見れるわけないっしょ〜
と鷹を括っておりました。

するとインストラクター持参の
赤外線カメラから
ちょこんと小さな顔が。

ホントに出た!

ですが本題はこれから。

声を顰め、
暗闇へじっ、と目を凝らします。
正直夜の中ではどこに穴があるのか
わかりません。
ざっくりとした方向だけ頼りの、
完全に勘です。

10分以上、立ち続けていたでしょうか。
不意にその瞬間はやってきました。

目の前をさっと横切る、小さな影!

四角く、下に一本すっと伸びるシルエット。
間違いなくこの時、野生のムササビが
飛んでいるのを目撃したのでした。

幾そもの煌めきと、
それからたったひとつの輝き

夜景はこんな感じ。
地平線に一本立っているのは
スカイツリーです。

昼とはまた違った景色がありますね。

夜はコンクリートで舗装された一号路を
下ります。

先も真っ暗、後ろも真っ暗。
一寸先を細く照らすライトがなければ
箱の中に閉じ込められたかのよう。
恐らく一歩も動けません。

空を見上げると、星が見えました。
木星だそうです。
参加者の方が教えてくれました。

どれほど人工の光に地表が呑まれようとも、
決して褪せないたったひとつの光。

なんだか対照的ですね。

午後7時。
清滝駅に到着。

いい運動になりました。
今回も写真がたくさん撮れました。

普段山登りやムササビを見たりという事は
しないので、
母も満足のようです。
カロリーは知りません。

そして翌朝、お約束の筋肉痛が私を
襲うのであった……!

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