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部員の読書日記 「一日を有意義な日にしたい時に読む本」

こんにちは!2年生のIです。
今回からnote連載企画として部員のおすすめの本紹介を掲載していきます。

今回の連載では、Seel部員がさまざまなシチュエーションに適したおすすめの本をいろいろな方法から紹介していきます!

今回のテーマは「一日を有意義な日にしたい時に読む本」です!
皆さんは休日どう過ごしていますか?一日寝てしまったり、YouTubeとSNSを繰り返したり、何かしようとしても何もできなかったり、、、、
休日の過ごし方って難しいですよね。
筆者自身も休日を有効活用できていないなぁと思うことは多いのですが、一日腰を据えて本を読むのは良い過ごし方だと思っています。
忙しい毎日では読めない長編の小説を読んでみませんか?
また、休日に頭を空っぽにして本の世界に入り込むのは楽しい行為です。頭が切り替えられますし、普段よりも集中して読書できます。

そこで私、部員Iは休日を有意義な日にできる本を選定し、紹介させていただきます!

その本は『戦場のコックたち』-深緑野分 です。
日本の作家さんの本ですが、この本の舞台は第二次世界大戦中のドイツ。過酷な戦争で隊の料理を作るコック兵として従軍する青年たちの生活を描いた小説です。

雑誌でのミステリー特集で多数評価されている通り、ミステリー小説としても高い評価を得ている作品です。ミステリーと聞くと、泥棒や殺人の犯人を探すというイメージがある人が多いと思いますが、この作品では戦場で見つかった小さな謎をコック兵たちが解いていきます。

戦場という非日常な空間での日常を描いたこの作品は、戦争の惨さを伝えるだけでなく、戦場で生きる若者たちの姿を力強く描いています。

長編の小説で読むのに時間がかかるかもしれませんが、私は読んだ後深い読後感と戦争に対する悲しみを抱きました。きっとみなさんの大切な本になると思います。ぜひ読んでみてください!