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俺は子供の頃からほとんど怒らなかった。
本当言うとめちゃくちゃ怒ってる事もあるけどそれを表明しなかった。
怒りに限らないな、感情を表に出さなかった。
笑ったり睨んだりそういうことはしてきた。
でもそれは感情表現じゃない。
その場への適応だったり反応に過ぎなかった。
心の内を悟られない事を無意識の内にずっと徹底していた。

おかげさまで親友にさえ何を考えているのか分からないと言われる始末だ。
この場を借りて表明しておこう。
俺の態度は今後もそう変わらないだろうが心の底から君たちを愛している。
僕かな?私かな?と思ったあなた方、あなた方の事だよ。

ポーカーフェイス気取ってる訳じゃない。
思った事を思った通りに言葉に出しても必ず裏があると思われてしまうのだ。
日頃の行いとしか言いようがない。
からかいでつく嘘は確かにあった。
それはごめんなさい。
でも大抵の言葉は本当に思っている事なんだ。
リスペクトという言葉を知ってからは結構多用する。
だって俺は結構な人の事をリスペクトしてるから。
だもんでリスペクトしてる相手にはリスペクトしてると伝えるように心がけてる。
それが何より嘘くさいって言われるんだけどね。

怒りの話に入ります。

まあ、政治、行政や社会に怒りを感じることが増えた。
オリンピックもそうだしコロナの対応だって、
素人目から見てもあまりにお粗末だ。
無知だからって批判はしていく。
だってここは俺の生活の場で俺たちの生活の場だから。
意見を持たない市民に対して怒りが向きかける時もあるけどきっとそれはお門違いだとも思う。
手の届く範囲で発信していく事がプロテストだと最近俺は信じている。

具体的にどの問題をこう批判するという技術と知識を持ち合わせていない。
情けなさは正直感じる。
あの時大人が言っていた勉強はした方がいいぞってやつ、ちゃんと返ってきた。
俺も若者に同じこと言うんだろうな。
でも本当なんだもん。
こう言う時に戦える言葉が無いって結構な絶望なんだぜ。
それでも、丸腰でも、立ち向かっていくしかないんだけどさ。

今年のロッキンは中止だそう。
率直に言って残念だ。
ただコロナのことを考えればやむを得ない判断だと言うのも飲み込めなくはない。

この一年半、音楽に限らずアートやエンタメってのは必死こいて戦ってきた。
今だって戦いの真っ只中。
俺は彼らをどう支えられるだろうと必死こいて考える。
とりあえず今日も明日も音楽を聴く。
発信することで1ミリでも変わるものがあれば発信していく。
音楽に救われた身だ、音楽を支えるのは当然の話。
リレーションシップの問題。
ここで何もしないのは音楽に対してあまりに不義理だ。
だから考える。
微力だろうが何だろうが少しでも力になる。
それが今きっと俺のターンだから。

オリンピックに対するモヤモヤだっていっぱいあるんだ。
ただそれを書き出すとまた止まらないから一旦終わり。

※補足
トップ画像は怒りの王子バイオライダー。
仮面ライダーBLACK RXが怒りのエネルギーで変身した姿。
身体を液体に変化させることで物理攻撃を全て無効化できるチート野郎。
もうこいつさえいればいいんじゃないかと思わされる。

今日はここまで。

LCD Soundsystem / Losing My Edge

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