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40代からの転職活動で気づいた、会社選びの重要なポイント

こんにちは、AMBLでUXディレクターをしているソラリオです。

唐突ですが、みなさんは仕事に何を求めますか?
給料、役職、仕事内容、人間関係、職場環境
人それぞれ、会社や仕事に求めるものは違いますよね。

実はわたくし、つい1年ぐらい前まで、
「リモートで働けるならなんでもいい」ぐらいの気持ちでした。
なんでもっていうと語弊がありますが、
私は「これがしたいんだ!」という意思が自分でもつかめないまま、
何十年もIT業界に居座っていました。

ところがちょうど1年前ぐらいに、
「私はUXがやりたいんだ!!」と突然奮起し、
2023年9月にAMBLへ参画することとなりました。
今日はそうして転職を思い至った経緯と、
実際に転職活動を通じて感じたことを振り返ってみたいと思います。


仕事に対するモチベーション

私の場合、自分の感情に鈍感で、
仕事に対しても、どんなことで心が動くのか
自分でもあまりわかっていませんでした。

良くも悪くもフラットで、
「これはいやだ」とか、「これがやりたい」という気持ちがあまりなく、
担当する人がいないポジションや仕事に、粛々と対応していました。
経歴でいうと、最初は紙のDTPから始まり、
WEB業界では、マーケティング・ディレクション・マークアップ・デザイン、
アプリ業界では、開発以外大体経験しています。
遅延で炎上したり、インシデントが発生したり、
キックオフから激高するクライアントがいるプロジェクトにいたこともありました(泣)

そんな流れで管理職も引き受けることになり、
転職前の数年はExcelで数字しかみないような仕事に様変わりしていました。

どうして転職したいのか?

管理職でいることが、
組織にとって必要なことであれば続けていたかもしれないですが、
担当する部門は私以外全員エンジニアというような状態で、
自分のスキルのミスマッチ具合に漠然と不安を感じていました。
マネジメントにやりがいを感じることができれば、
不安を自信に変える努力をするところですが、
私はそこに魅力を感じませんでしたし、上流工程から入れる案件が減り、
本来の自分のスキルを活かす場もなくなっていました。

そんな折に、「UX検定」という資格の存在を知り、
興味本位で推薦図書を読んだらとても興味深く、
「そうだ、私がやりたいことはこれだったんだ!!!」
と、やっと自分の心が動くポイントに気づきました。
気づいたら動くのはとても早く、
UXに関わる仕事ができる会社を探そうと、転職活動を始めました。

UX検定基礎は、ユーザーエクスペリエンス(UX)向上の取組みに欠かせないスキルとマインドを実践的かつ体系的に学ぶ、全ビジネスパーソン向けの資格試験です。 

https://www.uxia.or.jp/certification/#syllabus

自分の特技はなんだろう?

転職活動をする上でまず第一に必要なのは、
履歴書や職務経歴書、エントリーシートに書く自己PRです。

自己PRを書くにあたり、
自分のスキルマップを整理して、
軸となるメインスキルを見つけることが大事です。
そしてそのメインスキルが、自分にとっても「やりたいこと」なのか
客観的に見つめなおしました。

私の話でいえば、
マネジメントは、「得意」だけど「好き」じゃない。
デザインは、「できる」けど「得意」でもなく、「好き」でもない。
など、「やりたいこと」とずれているスキルが多くありました。
最終的にUXの一部である「情報設計」が
「やりたいこと」=「特技」だとわかり、それを自己PRに書くようにしました。

10年後、何ができるようになりたいのか?

「やりたいこと」=「特技」がわかったら、
(今はまだ無理だけど)10年後までに、「やりたいこと」を考えました。
今の「やりたいこと」と、10年後の「やりたいこと」が、
ロードマップとしてつながるか
、イメージしてみました。

私の場合でいえば、
「たくさんの人に受け入れられる、新しい体験を世の中に生み出すこと」が
10年後までにやりたいことです。
それにはたくさんのユーザー分析と仮説検証のプロセスが重要になりますが、
その経験が自分には不足していると感じ、
「特技ではない」けど「やりたいこと」としてPRすることにしました。

会社に何を求めるのか?

最初の問いに戻りますが、
みなさんは、会社を選ぶとき何を基準に選びますか?
年収、役職、仕事内容、人間関係、職場環境、、、
人それぞれ、会社に求めるものは違いますよね。
スキルがマッチするかどうかだけではなく、
いろんな外せない条件がそのほかにあるはずです。

私の場合は、こんな順で優先順位が決まっていました。

  1. リモートワーク(子育てとの両立のために不可欠)

  2. 仕事内容

  3. 人間関係

  4. 年収

  5. 職場環境

  6. 役職

この順番が自分の中でぶれていると、
求職情報を数多く見てるうちに迷いが出て迷走してしまいます。
またそんな状態で面接をしても、
会社に対する期待感や、希望をはっきりと伝えることができず、
あまりいい印象にならない気がします。

私の場合、ロードマップから「仕事内容」を重視し、
幅広い経験が積める、新規のクライアントワークを担当できることを重要視しました。
また10年後を見据えたとき、UX案件が枯渇しないビジネスモデルなのか
会社の目指す方向性や組織体制も確認しました。

就職活動は会社とのお見合い

最近の求職活動は、大多数の方が複数の求人に応募し、
書類選考・面接と段階を経て、最終的に1社に絞り込むと思いますが、
何を基準に決めたらいいんだろうと、迷うこともあると思います。
また入ってからやっぱり違ったとなることは避けたいですが、
体験入店なんてシステムはないので、より慎重になります。

私も複数社面接を並行していたわけですが、
AMBLへ入社することに決めたのは、面接が決め手でした。
AMBLとの面接の印象は、「スピード」「対等」「安心感」です。

「スピード」は、採用までの面接回数や、合否の回答スピードです。
初回から担当部署の長が出席してくださり、
業務内容のイメージをより早くつかむことができました。

「対等」は、お互いが選ぶ側にいるんだと感じたことです。
通常面接では、どうしても審査されている感が否めないですが、
AMBLの面接はその逆で、案件を営業していただいている感じでした。

「安心感」は、「入ってからやっぱり違った」の不安がぬぐえたことです。
出席してくださった2名の担当者様が
10年以上の付き合いだということと、お二人が談笑しているのを見て、
人間関係に不安はないと確信できましたし、
私もその中に混ざりたいと思いました。

まとめ

今回の転職活動を振り返って、流れを整理してみます。

  • 自分のプロフィール(スキル)を整理する

  • 会社(相手)に求める条件に優先順を付ける

  • 「仕事(結婚)」に対する価値観に相違ないか確認しあう

  • その会社で働く(共に生活する)具体的なイメージができる

言葉を言い換えると、なんだかお見合いに似ていると思いませんか?

40代からの転職というと、年齢的な条件で落とされることもあり、
多少条件が違っても、多少無理をしてもと、
会社都合に自分を合わせようとしてしまうかもしれないですが、
その先ずっと働きたいと思えばこそ、
自分は何ができるのか、何をしたいのか、何を求めるのかを整理し、
一方通行ではなく、「お互い」にマッチしているかを見極めることが大切
だなと感じました。

20代なら、「とりあえずチャレンジしてみる」という
軽いノリでいけるかもしれないですが、
そうはいかないのが中年層の転職活動。

だがしかし!!
知識・経験・見る目は十分に養われているはずです。
自分軸をしっかりと持ち、諦めずにチャレンジしていきましょう!


これを読んで皆様の転職活動が少しでも実りあるものになれば嬉しいです。
UXディレクターのソラリオでした。


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