AbemaTVのマイナースポーツ配信の可能性を探れ!

先ほど、太田雄貴さんのSNSで、今年のフェンシング全日本選手権がAbema TVで5時間生放送されることが発表された。

太田さんの小出しでの話題提供の手法は、非常に参考になる。僕らスポーツに興味・関心のある人間からすると、いろんな仕掛けが用意されているようで、純粋に面白い。そのように感じている人は、きっと多いことだろう。

今回の全日本選手権は、チケットが買えずに会場に来れない大勢の方々がいたのだが、その中で、AbemaでのLIVE配信の発表。これも最初から計算されていたPR戦略なのだろう

※なお、チケットが売り切れたカラクリはこちらの記事で書いております。

ライブ配信のリスク

スポーツの世界では、生放送は感動体験の提供手段として、とても重要だ。だが一方で、コンテンツホルダー側からすると、全てを無料で生放送で見せてしまうというリスクは当然にある。なぜなら、生放送はスポーツコンテンツのほぼ全てであり、収益性の視点でいうと、興行収入を大きく減らしてしまうリスクを孕んでいるからだ。

この収益性という点では、今回のようにチケットが完売してからの生配信の発表というのは、理にかなっており、毎試合のように無料で生配信した結果、興行の集客面で苦戦しているFリーグとは対照的と言えよう。

AbemaTVのマイナースポーツ配信事業の可能性

今回の全日本選手権が生配信されると聞いて、俄然注目したいのが、ハイライト映像の使い方なども含めた「フェンシング×テクノロジー」を、どのように生配信に生かすのかという点だ。

リハーサルをみていればもっと書きようもあったが、残念ながら、僕はリハーサルを見ていないので、想像の域でしかないが、もしも、生放送中の試合のリプレイが、ビジュアライズドで実現出来るとしたら、それはFリーグを始めとする、他のコンテンツでも活かすことができる可能性を秘めていることの証明になる。

フェンシング協会は、すでに全日本選手権のリハーサルを一度行っているそうだが、「代理店などを介在させずに、現時点で協会関係者だけでリハーサルを行った」そうだ。こういったナレッジを協会内部に残す方法も、今後を見据えた進め方をしていて非常に興味深い。

まとめになるが、これらの一連の手法は3つの秀逸点があると感じる。今後のマイナースポーツ界のPR戦略の参考になるということ、運営面で代理店に丸投げせずに、内部にナレッジを残すということ、そして何より、AbemaTVのような生配信との親和性の模索という点で、非常に大きなヒントがある気がしてならない。

※以前に、フットサル界におけるAbemaTVとFリーグ集客の関係性を書いた記事は以下をご覧ください。


ビジネス界ではごく当たり前の王道施策を実践する太田会長の動向、そして、エイブル presents 第71回全日本フェンシング選手権大会に、ますます目が離せなくなってきた。


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瀬川 泰祐

エンターテインメントを考える

東洋経済オンラインやOCEANS、AlpenGroupMagazine、キングギア などの媒体に寄稿しているスポーツライター、瀬川泰祐が、スポーツや音楽などエンターテインメントの現場や取材から学んだことを書き留める。
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