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少し前にも触れたが、7月15日の海の日を前に、東洋経済オンラインで公開された記事が、週間のSNSのいいね・シェアランキングで一位になった。

この記事を読んでいただいた、ある媒体の社会部記者の方が、

「海水浴における事故は“自己責任”、“自業自得”といった言葉がついてまわるせいか、メディアではなかなか取り上げられない現状がある」

と教えてくれた。

なるほど、僕はこの時、一本の記事が、たくさんの方々に拡散されることで、世間とメディアのズレを埋める一つの手段になりえることを知った。

社会に横たわる小さな課題は沢山ある。マスメディアは、アクセスが得られない記事にお金をかけることはできないため、どうしても、小さな課題や、そこに関わる人(課題解決しようとしてる人や、苦しむ人など)は、見過ごされがちだ。

今回は、水難事故の中でも、海水浴場の事故というほんの一部だけにテーマを絞ったにもかかわらず、東洋経済オンラインという媒体で取り上げられ、さらにこの記事に関心を向けてくれた読者の方々が一緒になって拡散してくれた。

多くの人たちと共に、SNSの正しい使い方の一例を示すことができたような気にさせてもらい、これまでにはない喜びを味わうことができた。これだけテーマが小さければ、ヤフトピに掲載されるようなこともないし、他の媒体で取り上げられることもないだろう。でも僕にとっては、それくらい価値のある経験だったと感じている。

とはいえ、まだまだ、伝えるチカラが全く足りていない。

今後も、信頼できる仲間や、共感していただける読者の方々と一緒になって、世の中に横たわるさまざまな事象に社会の目を向けられるように努力したいものだ。

ついつい書き過ぎてしまったが、しばらく、このような発信を続けていこうと思っています。

瀬川泰祐の記事を気にかけていただき、どうもありがとうございます。いただいたサポートは、今後の取材や執筆に活用させていただき、さらによい記事を生み出していけたらと思います。