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「ライターって何かを書くのが仕事なのに、なんだ、このタイトルは。」

そう思った方がいるかどうかは定かではないが、実は、この「書くだけでいいのか?」という問いは、僕が記事を書く上で、いつも自分に投げかけている事だ。

こう考えるようになったきっかけは、僕が東洋経済オンラインで書かせてもらった一つの記事にある。

フットサル「Fリーグ」の何とも厳しい現実

このタイトルで掲載された記事は、数多くのコメントが寄せられ、フットサル内外で賛否両論が巻き起こった。

僕自身は、フットサル界に一石を投じるというメディアとしての役目を果たしたつもりだった。だが、実際に僕の耳に届いたのは、ネガティブな声ばかりだった。傷ついた人や気分を害した人を数多く出してしまったことを知った。

みなさんも、記事を読んでいると

「好きなこと書きやがって」

とか

「いや、それって違うんじゃね?」

と思ったことがあるだろう。

執筆者に限らず、僕らは、表現の自由を与えられている。だが、自由とは常に責任を伴うものだ。何を書いても表現の自由は認められるが、当然書いた原稿には責任を伴う。

僕は自分が書いた記事が、意図したこととは全く違う方向に捉えられていくのを目の当たりにした。

記事が一人歩きしていってしまったのを目の当たりにした。

この時、強く感じたこと。それは、

「フットサル界に対して大きな責任を負ってしまったな」

ということだった。

そのせいか、フットサル界の方々と会話を終え、フットサル界の発展に想いを馳せていると、いつも頭によぎるフレーズがある。

書くだけじゃなく、やってみろよ

僕は常にフットサル界から、そう投げかけられている気がしてならないのだ。

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瀬川泰祐の記事を気にかけていただき、どうもありがとうございます。いただいたサポートは、今後の取材や執筆に活用させていただき、さらによい記事を生み出していけたらと思います。