需要を探せ

先日、ドリブルデザイナー岡部将和さんのことを例に挙げて「言語化」することの重要性を書かせていただいた。

※詳しくは「言語化する力を養う」をご覧いただきたい。

しかもその記事を読んでくれた岡部さん本人がSNSでシェアしてくれたため、現在プチバズり中だ。

実は、その日の昼間に、noteのディレクターである水野圭輔さんから、「この記事、短いのがすごく良いと思います」と褒めてもらった直後のことだったので、なにかの巡り合わせなのか、不思議な事もあるものだと思いながら、言語化できないこともたくさんあるなぁと改めて感じている。

そんなことを感じつつ、もう少しだけ言語化するということについて、掘り下げておきたいと思う。

さっき、「なにかの巡り合わせ」「不思議な事もあるものだ」と書いたが、「なにかの巡り合わせ」「不思議な事」を言語化してほしいと思う方はどれくらいいるのだろうか?

僕らは、科学的な根拠のない偶然に、何か意味を持たせようとすることがある。

以前、実家で飼っていた愛猫“トト”が亡くなる日の朝、僕が住んでいたアパートの玄関にトトにそっくりの猫が現れた、ということがあった。僕はあの猫は今でも、トトの魂がわざわざ遠く離れた僕のアパートに最後に会いにきてくれたものだと思っているし、そこには科学的な説明などして欲しくもないし、言語化して欲しいなどとも一切思わない。

言語化せずにそのままにしておきたい事も世の中にはたくさんある。つまり、言語化するという行為自体も、そこに需要がなければ、言語化する必要なんてないのだ。

岡部さんは、サッカーの技術・戦術体系の一つである「ドリブル」という行為を言語化することに成功した。そして、岡部さんが配信する動画の再生回数は1億回を超えた。

それは、ドリブルを言語化することに大きな需要があったということだ。

ここにも、また、執筆者が学ぶべき本質があるのではないだろうか。

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瀬川 泰祐

取材者の心絵(ココロエ)

東洋経済オンラインやOCEANS、AlpenGroupMagazine、キングギア などの媒体に寄稿しているスポーツライター、瀬川泰祐が取材・執筆活動の中で、日々感じている取材からの学びを書き留める。
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