見出し画像

久々に月9を観た話-ロンバケってすげえ-

ごきげんよう。せごです。

今週から始まった森七菜さん主演の「真夏のシンデレラ」
今クールのいわゆる「月9」ドラマを観て感じたことなどなどの雑談です。

洗濯物を畳んでいる間に偶然テレビをつけたら1話に出くわし、
これは観るしかないぞと。
まだ放送は1話までの今作ですが、
真夏の海が舞台の男女8人恋愛群像劇ということで
久々?のベタな月9の色が見えます。(とても良い意味)
そんで観た後にドラマ摂取欲というより月9欲にかられ、
FODにて大先輩「ロングバケーション」の1話を観てみることに。
そこで感じたスゴさとかアツいところについてちょこっと語りたいと。

ポイント?でいうと3つ。
①とんでもない偶然が許される胸熱展開
②ちょっと憧れちゃう象徴的なアイテム
③展開の速さとバランス
それぞれだらだらお話ししましょう。

まずは①とんでもない偶然が許される胸熱展開


大前提としてドラマに偶然はつきものです。それもありえないの連続が。
むしろそれをドラマと呼んだりするほどに成立させる要素の一部ですね。
個人的に素敵な作品だなと思うのはこのとんでもない偶然を許せる、
超えてくる展開やシーンが生まれる作品内での必然性
があったりします。

ロンバケの1話からひとつ。1話だけでもたくさんのとんでもが起きますね。
ここでは瀬名と南が初めて揉めるシーン。
南が瀬名の家の電話に勝手に出たことから始まり、
しまいには南は家を飛び出してしまう。
その後に瀬名が手に取った南の履歴書の生年月日にはその日の日付が。
誕生日だったわけです。とんでも偶然だ。んなことあるかと思った矢先、
名シーンですね。瀬名が「Happy birthday to you」をピアノで弾くんです!-人前では弾かないと言っていた瀬名が初めて誰かのためにピアノを弾いたんですね。
瀬名がピアニストとして人として変化していく、
そして2人の関係性が深くなっていくという
文脈的にも、視覚的にもぐぐっとくるシーンにつながるわけです。
こう魅せられるととんでも偶然許す、いやありがとうとなるわけです。
(こんな感じのふわっとしたポイント解説ですう。

続いて②象徴的なアイテム

 
これはけっこう説明不要かなと思いますが。
ロンバケ1話では「ピアノ」「スーパーボール」ですね。
スーパーボールを2階から投げて取るシーン。
一発OKだったちょっとした伝説のやつですね。
たくさんのドラマが世にある中で、
象徴的なアイテムがあると色が出る感じがするんですね。
記憶に残るとか。思わず欲しくなってしまう感じ。
特に日常系のドラマでは世界観とまでは言わないちょっとしたアイテムが
作品と自分との共通項になって身近にしてくれたり、
そのアイテムをいつもより素敵に見せてくれたりします。

(前クール「日曜日の夜ぐらいは」では"高いアイス"が良かった。)


最後③展開の速さとバランス


これは「真夏のシンデレラ」を観ていて思ったことなんですが、
あまりいい意味じゃなく展開がはええなって。
登場人物が多いために、みんなの紹介と関係性の伏線を張りと恋愛模様の引きとなるシーンを作るのとで忙しい感じがしてしまったんですね。
あと後はこの関係値がどう縮まっていくかの楽しみかなみたいな。
もちろん各々の事情とかの深掘りは楽しみなんでが。

一方ロンバケも展開は負けじと速いです。ちょっぱやです。
突然に花婿押しかけてきて同居始まっててなんてね。
その詰まってる中でも他人物とその関係値がまだまだわからない感じとか。
(元恋人の朝倉が出てこない、竹野内豊は誰なん?)
瀬名と南が男女の関係じゃないところとか。
1話で展開も速くて、引きのあるシーンがあって満足感が高いのに
いろんな方面の含みを残せてる
んですよね。
そこが毎週つぎが気になるドラマ特有の楽しみになるのかなあて。

とまあぬるっと核心をそれながらだらだらと話してみました。
書いてるうちの感想は
スポットを当てる人数が増えるゆえの難しさはすごくあるんだろうなと。
恋愛じゃないけど「若者のすべて」「天体観測」みたいな若者群像劇は
全員にいい感じにスポットが当たってた感じがした気がする。
月9じゃないけど「男女7人物語」とかが比較しやすいのかな。
まだ観てないので観てみます。

なにはともあれ「真夏のシンデレラ」の今後に期待です。観ます。
間宮祥太朗阪神ファンだしな。
都合よく夏の刺激を摂取して今年は1番いい夏にします~

以上あざした~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?